6500万年前に絶滅したはずの恐竜が、実は鳥となって今も繁栄していると言われだしたのは、たかだか10年あまり前のこと。でも、もうすっかり頭はそちらに切り替わって、庭の小鳥たちを見ても「ああ、恐竜の子孫なんだ」と思っています。よく見かける鳥の中では、ムクドリが、獰猛そうな面構えや頑丈な足など、いかにも恐竜らしい感じ。
この程、中国で見つかった羽毛恐竜の化石は全長30センチだとか。キジバトよりもちょっと小さいぐらい。
大きな恐竜たちが絶滅した後、こんな小さな恐竜の仲間が何とか生き延び、少ない餌でも大丈夫なように体を小さくしてきた結果が今の小鳥たちだということでしょうか。そう考えると、すんなり納得できるように思います。同時に、空を飛ぶ能力まで手に入れている。
恐竜の進化の道筋はけっこう羨ましいかも。