昨日、V林田くんの「相撲SFにハズレなし!」という名セリフを聞いて帰ったら、元横綱・大鵬の訃報が待っていました。
強くて美しいお相撲さんでした。ご冥福をお祈りします。
強くて美しいお相撲さんでした。ご冥福をお祈りします。
相撲をテレビで見始めた頃は若乃花・栃錦の時代でしたが、それからすぐに柏鵬時代に。大相撲のイメージは大鵬によって植え付けられたといっても過言ではありません。
何というか、北の大地から湧き出た結晶のような輝きを感じましたねぇ。その後に続いた横綱・北の湖が、強いことは強いものの、ふてぶてしい感じで、失礼ながらあまりカッコ良くなかったので、よけいに大鵬の素晴らしさが際立ったものです。
大学時代、間借りしていたお宅(江東区清澄)のすぐ近くに、設立されて間もない大鵬部屋があったのも懐かしい思い出。
大鵬親方を見かけたことはありませんでしたが、お弟子さんが鉄下駄を履いて歩道橋を上り下りしていたりすると、歩道橋全体がぐわんぐわんと揺れ、「凄いなあ」と思ったものでした。トレーニングしていたのですね。
食堂でお相撲さんと一緒になったこともあったなあ。こちらは食事なんだけど、向こうはおやつのようなものだったでしょう。
国際化された今の相撲を大鵬さんはどう思ってらしたのだろう?
死ぬまで元横綱として相撲の行く末を気にかけておられたようですが、ざっくばらんな意見も聞いてみたかった気がします。