未明に雨が降ったらしく、朝起きると地面が濡れていました。
気圧配置はまだ南高北低のままのようで、朝から奇妙に暖かい。最高気温は 14.6℃ まで上がりました(隣町アメダス 12:40)。
しかし、昼下がりになって北風がやたらに強く吹き始めました。カイヅカの剪定をしていると、切り落とした枝が吹き飛ばされてどんどん南の方へ遠ざかっていってしまいます。掃き集めるのに往生しました。
夕方は市の文化会館へ。
ちょうど日没の時間だったので12階の展望室まで歩いて上り、日が沈む瞬間を見ました。
写真は午後4時55分頃。富士山の左肩から沈んだ太陽が山の背後に入り、上空の雲を銀色に輝かせています。ちなみに東京の今日の日没は5時2分。
沈む寸前から20分ぐらい西の空を眺めていたでしょうか。こんなにじっくりと夕空を見たのは久しぶり。良いもんですねぇ。
その後、館内にある市の視聴覚ライブラリーに寄って、ボブ・ディランのアルバム『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』を借りました。
湯浅学さんの『ボブ・ディラン ロックの精霊』(岩波新書)を読んだばかりで、ディランの歌を無性に聴きたかったのです。
我が家にあるディランのレコードは『フリー・ホイーリン』1枚だけ。それもアナログLPで、今はプレーヤーがないので聴くことができません。
ひさびさに聴くボブ・ディランはとても沁みました。名曲「マイ・バック・ペイジズ」はいうまでもなく、友部正人さんが日本語の歌詞をつけて「にんじん」というタイトルで歌っている「自由の鐘」も素晴らしく美しい。昔のように歌詞を覚えてしまうまで聴きこんでみたいものです。