皇居の庭園――というか林ですね――で新種の植物が見つかり、フキアゲニリンソウと名付けられたとか。
普通のニリンソウの倍ほどもあり、雨がふると花が下向く性質があると、NHKニュースでいっていました。
あやかってニリンソウの写真を載せようかと思ったのですが、しばらく前に撮ったものはどれも気に入らず、消してしまっていました。まだあちこちに咲いていますから、今度、良い写真が撮れた時にでも。
替わりの今日の花はキジムシロ。バラ科の多年草です。
数日前のミツバツチグリやヘビイチゴと似ていますが、じっと見ていると少し違う。
葉っぱも同様で、先っぽだけ見ると、3枚のようですが、同じ茎の下方にまだ小さなのが何枚かあります。ミツバツチグリは3枚きり。
地面に丸く茎を広げて葉や花をつけている様子を、雉が座るムシロに見立てたのだそうです。雉って、思わぬ茂みの陰にいたりしますものねえ。そんな所に、この花が咲いていたりするかも。うまい名づけ方だと思います。
鳥の名がついた草は、他にカラスウリ、カラスノエンドウ、カラスビシャクや、スズメノカタビラ、スズメノテッポウなど。キジの名は、他にはシダについているぐらいでしょうか。ハコベのことをヒヨコグサと呼ぶところもあるらしい。
明日はハコベにしようかな。