予定どおり、朝いちばんでトマト苗を植え付けました。
風もなく、暖かい朝で条件は最適。日中最高気温は 21.1℃(隣町アメダス)まで上がり、明日、明後日とさらに暖かくなるらしい。トマトはしっかり根を張ってくれることでしょう。
ちょっと見ただけではわかりませんが、花弁は4枚あります。内側と外側と2枚ずつにわかれ、外側の2枚の後部はくっついて袋状になり、後ろに長く突き出ています。
この突き出た部分を「距(きょ)」というそうです。「距離」の「距」で、「へだてる」という意味。
何を隔てるかといえば、たぶん、花にやってきた虫と、蜜とを。袋の奥に蜜があるので、虫は簡単には口にすることができないのです。奥までもぐりこませて、しっかり花粉を体につけさせようという魂胆を、花はもっているようです。簡単にお駄賃を差し出さず、きちんと仕事をしてもらおうということで、ここでもやはり、植物はしっかりしています。
花の名前のケマンとは仏殿の飾りのこと。こんなものです(上の方)。
昔、インドでは花を束にして作ったらしい。
この花は我が家の裏庭に生えたもの。花が少なく、小形ですが、大きくなると高さ50センチほどまで育ちます。
ケマンの花には色違いもあります。それはまた明日にでも。