惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

胡麻色斑点病

2012-05-19 20:30:36 | 園芸
 我が家の庭で一番の大木であるカナメモチに病気が発生しました。

 若葉の時期なのに風でパラパラと葉が散るのでおかしいなと思ったのです。葉の数が減って枝が寂しくなってきました。
Hantenbyo1205 落ちた葉っぱを見ると、褐色の斑点が散らばっています。参考書を見ると「ごま色斑点病」のようです。

 原因はこちらのページに詳しいのですが、カビの一種である糸状菌が葉の組織を侵しているそうです。風雨によって胞子が付着することで被害が拡大するとのことで、とにかく侵された葉や枝を取り除かなくてはなりません。

 今日は根元に落ちた葉を広い集めました。ゴミ収集日に出して燃やしてもらわねばなりません。
 これからまだ落ち葉集めや、枝葉の剪定など、対策が続きます。根気よくやらねば。

 介護していたアゲハチョウ、今朝はもう動かなくなっていました。羽化してちょうど1カ月間、家族の一員になってくれました。
 ありがとうね。合掌。


2012-05-18 21:14:37 | 日記・エッセイ・コラム
Hyou1205 お昼ごろ、一天にわかにかき曇り……という感じであたりが暗くなり、雷鳴が轟きました。
 未明にも雷雨があり、布団の中でにぎやかな雨音を聞いていたのですが、この、お昼の俄か雨には雹が混じっていました。バラバラと庭やベランダで弾けています(写真は掌に拾ったところ。汚い手ですねえ)。

 その後は、また嘘のように青い空が広がりました。
 で、急いでホームセンターまで出かけ素焼きの鉢を4個買ってきました。それに腐葉土と黒土、苦土石灰などを混ぜて入れ、トマト苗を植える準備。 。
 「凛々子」という、カゴメがトマトジュース用に開発したトマトの苗を、家内が抽籤で当てたのです。思わぬプレゼントにニッコリ!

 今年はこれで、ホーム桃太郎、ミニトマトのシュガーランプと合わせ、全部で7株のトマトを育てることになります。狭い庭がますます狭くなりましたが、夏が楽しみ。いっぱいトマトを食べるぞ。


揚羽達

2012-05-17 20:25:04 | 動物
Ageha1205 庭のミカンの鉢植えにいるナミアゲハの幼虫。そろそろ終齢でしょうか。
 春一番に卵が産み付けられ、どんどん大きくなってきました。

 ミカンの木はあまり大きくないので、基本的には見つけた卵はサンショウの木に移動させているのですが、こいつは見逃していたようです。
 サンショウの木でも幼虫が育っていますが、まだ白黒の鳥の糞みたいなイモムシです。

 実は、家の中にもアゲハチョウがいるんですよね。こちらは成虫。

 昨年の秋、物置の棚の床にサナギが転がっているのを見つけ、玄関の靴箱の上に避難させてあったのが、先月20日に羽化しました。
 しかし糸でぶら下がった状態でなかったせいか、羽がくるくると縮まったままで、とても飛べそうにありません。よたよたと這い進むのがやっと。
 そのままではすぐに死んでしまうので、息子が中心となって介護をすることに。

 毎日、砂糖水を吸わせて、そろそろ1カ月。天寿をまっとうする日が近づいているのかもしれません。

 ともかく、次々と生まれては、育ち、亡くなってゆく蝶たちなのです。


西瓜網

2012-05-16 20:41:34 | 園芸
 お遣いで寄ったスーパーのレジ横に「日食メガネ」が置いてありました。
 価格960円。
 高いよう! これでも売れるんだろうか。だって、本屋さんへ行けば、500円でメガネ付きの解説書を売ってますよねえ(これでも高いと思うけど)。

 スイカの親蔓の芯止めも終り、子蔓が伸び始めたので、空中に支えるためのネットを張りました。
 プランターとその上のベランダ手摺りとの間にポリエチレンの縄を結び、途中をアミダ籤のように横紐で繋ぎます。
 これで蔓がどんどん伸びても大丈夫。

 この夏、ネットに伸びた我が家のスイカを「東京スイカツリー」と呼ぶことに決めました。


紐綿貝殻虫

2012-05-14 21:08:02 | 動物
 まだ本調子をとりもどせず。しつこい風邪です。

 朝、玄関脇のピラカンサの枝をじっと見るのが日課になっています。スズメガの幼虫らしき大きなアオムシやシャクトリムシ(シャクガの幼虫ですね)がいるのです。
 どちらも葉っぱを齧っていますが、近日中に整枝剪定する予定なので、「今のうちに食べておきなさい」と太っ腹な態度です。

Ring1205 今朝も枝を覗いていると、白い輪っかが枝についています。ちょうど指輪ぐらいの大きさ。
 白い綿毛を編んだ感じですが、一部、茶色いところもあって、そのあたりにアリがたかっています。

 初めてみる物体ですが、おそらくカイガラムシ、と見当をつけてネットで検索しました。どうやら「ヒモワタカイガラムシ」の雌のようです。
 これで昆虫。半翅目カイガラムシ上科に属するそうです。

 茶色い部分がメスの体の前半分で白いところは卵胞だそうです(これが体の後半分)。蝋状の物質の内部には3000個もの黄色い卵がつまっているとか。
 手元の本にはカイガラムシのメスについて、「成虫ははねの痕跡もなく、頭胸部が合一し、腹部との境も不明瞭である」とあります。ただの茶色い塊で、とても昆虫には見えませんね。アリは何を求めているのだろう?

 幼虫が孵るとやっかいなので、近いうちに切り取って地面に埋めることにします。