昨年は、確か、震災のため取りやめでしたから、2年ぶり――というより、2年と3カ月ぶりの打ち上げ花火。いつもは真夏、7月におこなわれているのです。
数年前にも何かの行事と重なるということで秋におこなわれたことがあったのですが、今年はどういう理由なんだろう?
夏に京王線の駅の地下化という大イヴェントがありましたから、そのせいなのかも。
秋の花火大会は日没が早いので、時間が繰り上がります。そのせいで、いつもの散歩の時間帯に始まることに。
散歩コースを打ち上げ会場の多摩川の岸に近いコースにとり、割と近くで見ました。
火薬の匂いが強く漂ってくるあたりから、だんだんと家の方へ。あちこちの道端や玄関先、2階のベランダなどに人々が陣取って、花火を楽しんでいます。市民みんなの楽しみなんだなあということを実感しながら、帰宅。
家にたどりついても、前の道路では何人もが遠花火を愛でていました。
しかし、花火の写真はむずかしいですね。「瞬間の輝き」とはいうものの、残像や動きがずいぶん大きな働きをしていることがわかります。花火は自分の眼で直接、観て楽しむのがいちばん。