惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

花火大会

2012-10-20 21:02:37 | まち歩き
 今日は市の花火大会。
 昨年は、確か、震災のため取りやめでしたから、2年ぶり――というより、2年と3カ月ぶりの打ち上げ花火。いつもは真夏、7月におこなわれているのです。

 数年前にも何かの行事と重なるということで秋におこなわれたことがあったのですが、今年はどういう理由なんだろう?
 夏に京王線の駅の地下化という大イヴェントがありましたから、そのせいなのかも。

Firework1210 秋の花火大会は日没が早いので、時間が繰り上がります。そのせいで、いつもの散歩の時間帯に始まることに。
 散歩コースを打ち上げ会場の多摩川の岸に近いコースにとり、割と近くで見ました。
 火薬の匂いが強く漂ってくるあたりから、だんだんと家の方へ。あちこちの道端や玄関先、2階のベランダなどに人々が陣取って、花火を楽しんでいます。市民みんなの楽しみなんだなあということを実感しながら、帰宅。
 家にたどりついても、前の道路では何人もが遠花火を愛でていました。

 しかし、花火の写真はむずかしいですね。「瞬間の輝き」とはいうものの、残像や動きがずいぶん大きな働きをしていることがわかります。花火は自分の眼で直接、観て楽しむのがいちばん。


七星天道

2012-10-19 20:59:49 | 動物
 未明までの雨があがって、朝から上天気。
 夕方には桜ヶ丘公園まで出かけ、部活(ポッカール&ウオーキング)をしました。日が暮れるのが早く(東京の日没午後5時1分)、西の空には三日月がくっきりと輝いていました。

Ladybug1210 部活にとりかかった午後4時半頃、公園最高地点の草原で準備体操をしていて、ナナホシテントウを見つけました。イネ科の雑草(スズメノカタビラ?)の穂にしがみついて動こうとしません。
 冷え込むようになったので、日当たりのよいところに出てきて日向ぼっこをしていたのでしょうね。日が傾いても、まだ少しの温もりが欲しかったのでしょうか。

 虫たちもそろそろ活動を終えようとするこの時期。少し寂しい気分になってきます。


野紺菊?

2012-10-18 20:52:25 | 草花
 一日、雨が降ったりやんだりのお天気。

 夕方、散歩に出た際に傘を差して歩いていたら、すれ違う人は差してなくて、確かめてみたら降っていない。
 そのまま傘を畳んで歩いていると、今度、来た人は傘を差していて、私を見て傘を頭の上から外してみたりしている。
 ちょっと歩いている間にも傘を拡げたりすぼめたり、あわただしいことでした。

Nokongiku1210 写真は、もしかしたらノコンギク。キク科の多年草。もっとも普通なノギクとあります。

 しかし、ヨメナとの見分けが難しく、この花もノコンギクにしては舌状花の色が白いので、ヨメナなのかもしれません。
 ただ、いつも見かけるヨメナとはちょっと違っているように見えたので。ノコンギクにも白い花はあるみたいです。

 大戸緑地の山道で見かけたから、雰囲気が異なって見えたのかもしれません。とても清楚に咲いていました。


秋の麒麟草

2012-10-17 20:51:43 | 草花
 午前中は晴れていましたが、午後遅くなって雨に。
 一時はかなり強く降り、下校中の生徒さんたちがずぶ濡れになっているのが気の毒でした。あんなことしたら、若くなければ、一発で体をダメにしてしまうよなぁ。

Akinokirinso1210 写真はアキノキリンソウ。キク科の多年草です。
 これも大戸緑地の山道脇で撮りました。日当たりがよければ、もっとたくさん花をつけていたはず。しかも茎の先端が切り取られている。

 名前の由来は、ベンケイソウ科の黄色い花、キリンソウに似た、秋の花だから。
 この花はタンポポなどと同じく筒状花と舌状花とが集まってひとつに見えています。舌状花がはらりと少なめなところが秋らしいですね。

 アキノキリンソウの別名はアワダチソウ。一時期、猛威をふるったセタイカアワダチソウは北米原産の仲間。
 猛々しく咲き誇るセイタカアワダチソウに比べ、日本古来の花であるアキノキリンソウは清楚に見えます。お国ぶりが出ていると感じるのは、勝手な思い込みなんでしょうね。


山薄荷

2012-10-16 21:07:45 | 草花
Yamahakka1210 ヤマハッカの花。
 昨日、大戸緑地で撮影。山道の脇に咲いていました。
 シソ科ヤマハッカ属の多年草。

 ハッカの名がついていますが、香りはほとんどないそうです。ハッカに似ているということから、こう名づけられたらしい。

 上の方の花を見るとわかりやすいのですが、唇型の花びらの上端が4つにわかれています。シソ科の花では、珍しいのだそうです(ハッカの花は2裂)。
 というか、実物を見るのは初めてだったのに「あ、ヤマハッカだ」とわかったのは、この特徴があったからでした。