惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

獅子唐

2020-05-20 21:31:25 | 市民農園

 昨日から未明まで降った雨は、朝にはやんでいました。でも空はどんより。

 畑に行って、草むしりをしました。
 雨で地面がゆるんでいる時がチャンス。放っておくと、根を張って大変な雑草があるんですよね。オヒシバ、メヒシバ、カタバミなど。あまり大きくならないうちに根こそぎ引き抜くのが肝心。

 シシトウの花が咲いていました。

 結構、可憐。

 シシトウはナス科トウガラシ属。
 トウガラシの仲間なんですね。英語名はグリーン・ペッパー。時々、からいのがあってもしかたないか。

 その後、自宅に帰って、今度は庭木の剪定。
 梅雨前に、うっとうしいところをスッキリさせておけると嬉しいものです。

 そんなこんなで、今日もあっという間に一日が終わってしまった。本業もがんばらなくては。


ベルト交換

2020-05-19 20:37:19 | 日曜大工

 朝からの雨がやみそうでやみません。昼間はずっと霧雨が降り続いているような状態。
 どこかへ出かけることもできず、気になっていたウォークマンプロフェッショナルのベルト交換をしました。

 回転が不安定で、早送り、巻き戻しができなくなっています。劣化したベルトを交換すれば復活するかと期待したのですが……。

 裏蓋を開け、古いベルトを外したところ。ここまでは問題なし。

 交換用のベルトはアマゾンで購入しました。「60個 ゴムベルト 修理補修交換用 ラジカセ ウォークマン レコーダ ベルト モーター」というよくわからない名称のノーブランドもの。送料込みで420円。
 注文してから発送までひと月ぐらいかかりました。

 中国から封筒で送られてきたのは、たくさんのゴムベルト(もう1セット同じものが同梱されてました)。右にあるのが、外した古いベルトです。



 左の束中から適するサイズのものを取り出して使えということのようです。60個のうち59個は不要となりますね。

 いちばんサイズの近いものを選んで、装着。ベルトは新品になりました。

 と、まあ、交換は成功したのですが、不具合はそのまま。復活しません。

 動いている音を聞いて勝手に判断すると、モーターがへたっているようです。しばらく動かしていると、止まったりします。
 つまりは寿命ということだったのでしょう。残念。
 でも、これで諦めがつきました。

 残ったベルトをどうするかなあ? 大小さまざまな黒い輪ゴム。


垂らしマスク

2020-05-18 20:50:17 | まち歩き

 曇り空から時おり小雨が落ちてくるお天気。

 朝は、またベランダのコンテナを庭に下ろし、土の入れ替え。緑のカーテン素材の追加としてメロンを育ててみたいと思っています。
 以前、食べたクインシーメロンの種をとってあったのを蒔き、苗に仕立てました。

 去年は2個ほど採れたのですが、小さくて固かった。今年はもっとうまく育てたいものです。

 午後、つつじヶ丘の本屋さん「書原」へ。
 お客さんが多いかと思って、ちょっとビクついてましたが、全然そんなことはありませんでした。ま、平日の昼下がりということもありますしねぇ。

 ひさびさのリアル書店なので、2時間近く、じっくり棚を見てまわりました。岡西政典『新種の発見』(中公新書)など5点を購入。

 途中、ドトールの前を通った際、窓際の席に外を向いて並んでいる熟年のカップルを見かけました。2人ともコーヒーを飲んでいましたが、どちらも同じように片耳からマスクをぶら下げ、ダランと垂らしているのがなんだか可笑しかった。

 外してテーブルに置いたり、ポケットに入れたりするより合理的なのかもしれませんが、うっとうしくはないのでしょうか。
 こんなご時世ですから、マスクをしたまま飲み食いできる仕掛けを、誰か開発するかもしれませんね。マスクの下半分を口から押し離すことができればよさそうに思いますが……。


アーモンドアイ圧勝

2020-05-17 21:38:36 | 競馬

 今日のお楽しみは競馬、ヴィクトリアマイル。

 なんといってもアーモンドアイの出走に尽きます。
 昨年秋の天皇賞は勝ったものの、安田記念と有馬記念が不本意だったので、あの圧倒的強さに陰りが出たのかという心配はあるものの、現役最強牝馬。まず間違いはないと見ました。
 他に注目したのは、このところ3連勝中のサウンドキアラ。ディープインパクトの娘は強いですからねえ。

 これしかないと思ったので、馬券は買わずじまい。面白みがないと、その気になれません。

 レースは順調。心配されたアーモンドアイのスタートも問題なく、中団前寄りの5~6番手あたりにつけて虎視眈々。すぐ前にサウンドキアラがいて、これをマークしていたのかも。
 最終コーナーを回り、直線に入るともうアーモンドアイのひとり(1頭?)舞台。強い、強い。2番手にすがるサウンドキアラを置き去りにして、4馬身差の圧勝。ルメール騎手は何度も後ろを確認する余裕の騎乗でした。また次が楽しみ。

 夕方、時間がなかったのでぐるりと近場を散歩。
 野川を渡り、琥珀神社まで来ると、境内隅のヤマボウシの大木が花をいっぱいつけていました。

 ヤマボウシの花を見ると、雨の季節が近いと感じます。もうこんなに咲いたということは、今年の梅雨は早いのかな。

 このヤマボウシは高千穂遙さんの領分内といった感じなので、勝手に掲載して、ちょっと申し訳ない気がしています。ごめんね。


日本語訳

2020-05-16 21:01:37 | 本と雑誌

 ケイト・ウィルヘルムは並外れた実力をもったSF作家でした。一昨年、89歳で逝去。

 彼女の傑作『鳥の歌いまは絶え』が、このほど創元SF文庫から刊行されました。元のサンリオSF文庫版から38年ぶり。そんなに経つんですねえ。

 原題は'Where late the sweet birds sang'で、シェイクスピアのソネットから採られたもの。
 創元文庫版の解説で渡邊利道さんが、日本語タイトルの由来について書いておられます。

 訳者の酒匂真理子さんが電話で浅倉久志さんと話していて、タイトルにふさわしい訳に悩んでいると相談したところ、「そういうのはこう訳せばいいんだよ」と、たちどころに示してくれたとか。

 ちなみに、ネットで利用できる機械翻訳にかけてみると――

  • Google 翻訳――「遅い鳥が歌ったところ」
  • みらい翻訳――「甘い鳥たちが遅く歌ったところ」
  • DeepL翻訳――「甘い鳥が歌っていた場所」
  • エキサイト翻訳――「所 遅れ 甘い鳥が歌った」

 あと、Weblio翻訳では、まず「『鳥の歌いまは絶え(英語: Where Late the Sweet Birds Sang)』は、1976年に出版されたケイト・ウィルヘイムによるSF小説」という説明が出て、別項で機械翻訳の候補例が並びます。

 もとの英語をもう少し詳しく見てみると、'Bare ruin'd choirs, where late the sweet birds sang' というもので、私なりにくだくだしい日本語にすれば、「かつて小鳥たちが愛らしく歌った聖歌堂も今は荒れ果てた廃墟だ」とでもなるでしょうか。
 当該部分をタイトルらしい日本語にすれば、「小鳥の歌は今どこへ?」……ダメですか。
 浅倉さん、凄いですね。