金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

銀座のマジックバー・十二時で遊ぶ

2006年03月20日 | レストラン・飲み屋

先週若い女性をまじえた数人のグループで銀座のマジックバーに出かけた。マジックバーの名前は銀座十二時http://www.12ji.jp/top.html。銀座といっても新橋に近いところだ。いつも単純な飲み会では飽きてしまうのでちょっと趣向を変えてマジックを見ながらお酒を頂くことにした。コースは「中華料理+飲み放題+マジックショー」で一人6千円である。

まず良いところを誉めよう。店の中ではお客のテーブルまでマジシャンが来て目の前でトランプなどのマジックを見せてくれるテーブル・マジックとお店の一角を利用して少し大掛かりなマジックを見せるステージ・マジックの二つを楽しむことができる。どちらもとっても素晴らしかった。特にテーブルが自由に空中を遊泳しているかの様に見せるマジックは中々である。恐らく細い針金のようなものでテーブルを支えているのだろうが、そうだとしてもその針金でテーブルを自由に操ることは容易ではないと思った。

お店のスタッフやマジシャンの人がフレンドリーなのも良いところだ。

しかし公平のため若干不満に感じたところもお伝えしておこう。一つはやや料理が物足りない。ヴォリュームもさることながら、少し工夫が足りない様な気がする。次はお酒、飲み放題を歌いながら「ワインは別料金」とは少し寂しい。

以上やや文句を言ったが、これは私達が午後6時半からこのお店に入ったことに拠るのかもしれない。本当は食事を済ませて、お酒も適当に頂いてゆっくり寛ぎながらマジックショーを見るお店なのかもしれない。

いずれにしろスタッフの皆さんがとってもフレンドリーで楽しいお店だった。しこたまお酒を飲んで怪気炎を上げるより、この様なお店でプロの鮮やかな手練の技に酔う方が健康的にストレスが発散できるのではないか?と思った。ところでマジックと手品の違いについて、テレビの「地球のイロハ」という番組では「お金を取るのが手品で安土桃山時代の見世物小屋が起源」「マジックは古代メソポタミアで民衆を服従させるために不思議な力をみせたことが由来でお金をとらない」という様に違いを説明していた。このお店は手品ではなくマジックという言葉をHP等で使っている。これはお金を取る手練手管の業(手品の語源は早業の手妻から来ていると説がある)を見せるのではなくお客を心酔させる摩訶不思議の業を見せたいという心意気の表れだろうか。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする