私が「ゴルフよりも花の写真を撮る方が好きだ」と言うと、親しい友達は恐らく「ウソだ。冗談でしょ」と言うだろう。実際先週・今週・来週と3週間続けてゴルフに行く様では花の方が好きといっても信じてもらえないかもしれない。しかし今は、野山を歩いて花や美しい景色に出会う方がゴルフよりより心が充実する・・・というのは本当のところだ。従ってわずかな時間を見つけて花を見に出かけるのである。
さてこのブログは日曜日の午後、雨上がりに神代植物園を歩いた時の話なのだが、バラ園に向かう頃から急に青空が広がってきた。
バラ園には沢山の人が訪れていた。ちょっと目を引いたのは、若い女性で一眼レフを構えた人が多かったこと。撮影会でもあったのだろうか?
ところで私は今一つバラの花に乗り切れないところがある。バラは美しいには美しいが人工美の極致の様な気がする。美しすぎて陰がないのである。
とはいうものの、バラの花弁は精緻を極める。雨の水滴を少し残したバラの写真を何枚か記念に撮った。
ヘレン トラウベル(Helen Traubel)と言う花だ。将にバラらしいバラと言える
ブルーリバー、青い河という程ではないが少し紫がかった花弁である。匂いは嗅がなかったが、強い香があるということだ。
ポリネシアン サンセット(Polynesian Sunset)
どうしてこの花がポリネシアの日暮れなのかは知らないが、ばら色の花が沢山咲いている花だ。
サムライ 真っ赤な花にサムライの熱い心を見たのだろうか?
他にももう少し写真を撮ったのだけれど、掲載するのはこれだけにする。繰り返しになるが今の私にはバラの鮮やかさが少しきつすぎる様である。
公園の出口に近いところの池で亀達が日光浴をしていた。亀もこのところの悪天候で体が冷え切っていたに違いない。
神代植物園を歩いていると、お年寄りを車椅子に乗せて公園をつれて歩いているボランティアの人達に出会う。心温まる風景である。暖めなければいけないのは亀の甲羅だけではないのだと思いながら、私はすっかり蒸し暑くなった植物園を後にした。
最後にカルガモの写真を1枚載せておこう。鳥の写真は眼に焦点があうことがポイントだが、この1枚は良く合っている様だ。