4月6日日曜日晴、風もなく穏やかな日だ。天気予報によると4月下旬の暖かさだ。病み上がりながら、花の盛りを求めてワイフと昭和記念公園に出かけた。この季節にここを訪れるのは私の年中行事になっている。年々歳々花相似というが、花を見る人の方は少しずつ変わっていく。
この時期の昭和記念公園は淡いピンク色のソメイヨシノ、緋色の強いカンヒザクラ、白いオオシマザクラ、黄色の連翹や菜の花が咲き乱れ実にカラフルだ。
冬の花だと思っていたボケも赤い花を咲かせていた。
ピンク色のシダレモモも美しい
寒い時期の花と思っていた水仙も沢山花をつけている。
洋の花ではムスカリとチューリップの組み合わせがカラフルで美しい。この公園のチューリップは皆背丈が低い。低い方が鑑賞には適しているのだろう。
夏の夜に花火大会が行われる大きな原っぱにでると、ケシの大群生が広がりその先には桜の林が広がっていた。大きな景色である。
野鳥観察場に寄るとサギがいた。置物か?思う程じっとしている。
冒頭の漢詩は歳々年々人不同と続く。これは花の姿は毎年変わらないが、それを見る人は同じでない・・・という人の命のはかなさを詠嘆したものだ。
わが身を思えば病気にはなったものの、こうして昨年と変わらず美しい春の花を満喫できたことはまことに幸せだと思う