金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
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パソコンを速くする(1)

2008年04月26日 | パソコン

「デスククリーンアップ」で不要な作業用ファイルを削除

書斎で使っているデスクトップ・パソコンの立上、複数のアプリケーションの起動、終了などが遅くなってきた。画像を中心に保存データが増えたせいもあるが、パソコン内に自動生成された無駄なファイルも多くなっているようだ。そこで「パソコンの掃除をして快適な速度を取り戻す」をことを試みることにした。

作業の手引きとしてパソコン雑誌YOMIUR PC08年4月号(特集「パソコンを軽くする20か条」と『「捨てる!」ほど快適になるパソコンのカラクリ」(宝島社新書・湯浅顕人著)を読んでみた。雑誌の良いところは紙面がカラフルで、パソコンの処理画面と同じ図上に矢印等のインストラクションがあるので、分かりやすいことだ。一方「捨てる・・・」の良いところは、「どうしてそのような作業をするとパソコンが早くなるのか?」という理屈について、分かりやすい説明があることだ。

ただ両方の本にも不満はある。それは何かというと「パソコンを早くする色々な作業にどれ位の時間がかかるのか?作業の難易度はどうか?効果はどうなのか?」といった作業効率に関する評価がないことである。

そこで今回自分のパソコンで色々な作業をしながら、これらの本で抜けていることについて説明を加えることにした。ただし所要時間や作業の手間あるいはパフォーマンスの改善度合いなどは、パソコン毎に相当異なると思われる。あくまでも一つの参考例に過ぎないことをお断りしておく。

さて「不要な作業用ファイルの削除」である。Windowsは、作業中に一時的に利用する「テンポラリーファイル」を 多用する。たとえば各種の「ログ(履歴)ファイル」だ。これらのファイルは作業が終わると自動的に削除されるものが多いが、残ってしまうファイルもある。このファイルを自動的に削除するツールが「ディスククリーンアップ」だ。

作業は手順は簡単である。私が使っているWindows XPについていうと「スタート」メニュー→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「ディスククリーンアップ」をクリックという手順である。パソコンに任せておけば必要なファイルを削除してしまうリスクもないので、安全な作業といえるだろう。問題は時間がかかることだ。私のパソコンの場合、3時間位はかかったようだ。「ようだ」というのは余りに時間がかかるので途中でジムに出かけ、自転車漕ぎをしていたからだ。帰宅したら作業が終了していたので3時間と推定している次第である。

効果についてはCドライブの使用領域を8ギガ減らす(その分空き領域が増える)ことができた。ただしパソコンの速度がどれ程改善するかを判断することは難しい。何故なら他の対策も同時に実施するので、何がどれだけ寄与するか判定できないからだ。

なおYOMIURI PCには「月に1回程度ディスククリーンアップをしておきたい」と書いてあった。頻繁に掃除をしておくと、1回の処理時間は短くなりそうだがそれは今後経験することである。

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