金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

パソコンを速くする(2)

2008年04月29日 | パソコン

使わないアプリケーションの削除

パソコン雑誌などでパソコンを速くするためCドライブの空き容量を広げる技として、初めの頃にあげられるのが「使わないアプリケーションの削除」だ。国産大手メーカーのパソコンを買うとプリインストールされたソフトが沢山ついてくる。インターネット上で情報入手が困難だった時代にはこのようなソフトにも意味があったが、今ではほとんどの情報をインターネットで入手できるので、個別のアプリケーションに頼ることは少なくなった。このことは以前は「百科事典」のDVDが販売されていたが、今では目にしなくなったことで分かる。今ではネット上の無料百科事典ウイキペディアを使うことが一般的だろう。従って今まで使わなかったソフトはバッサリ捨ててしまって良いだろう。

問題は「滅多に使わないが、必ず使う時があり、結構重たいソフトをどうするか?」ということだ。一例は年賀状ソフトだ。滅多に使わないが年に一度か二度(たとえば年賀状の他転勤の挨拶状を出すなど)ので必ず使う。このソフトは私が使っている「筆まめ」で143MBと結構大きい(ちなみにマイクロソフト・オフィスが475MB)ので、使わない時は削除しておくとパフォーマンス改善効果が大きいはずだ。使う時に再インストールする手間はかかるものの、パソコンの日常の操作性向上のために私は「筆まめ」を削除することにした。

このようなソフトを削除する場合注意する点が2つある。まず基本データ(この場合は住所録)の保存をすることだ。データは汎用性の高いフォームで保存することが大切で、住所録の場合はCSV(Comma Separated Valueの略。データをカンマで区切ったファイル形式)で保存すると、「筆まめ」の他エクセル、アクセル等異なるアプリケーションで利用が可能だ。

次に「筆まめ」を使う時にアプリケーションをCD-ROMから再インストールするが、この時ソフトのシリアル番号を求められる。CD-ROMのケースなどに添付されている知るある番号を確認しておくことだ(シリアル番号がないと再インストールできない)。

以上の点をチェックした上でアプリケーションの削除を開始する。ウインドウズXPでは「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」と進み、削除したいソフトをクリックする。アプリケーションの削除は作業に要する時間が短く、パソコンのパフォーマンス改善効果は高い方法だ。

なお年賀状ソフトについてコメントすれば、マイクロソフトのワードでほぼ代替可能である。ワードに宛先印刷機能があるからだ。もっとも年賀状らしい図柄や行書体などのフォントを使うとなると年賀状ソフトが便利だ。

コメント
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