会社のOBの話を聞くと「テーマを持って旅をしている」人が結構いる。その中に全国の一宮(いちのみや)を参詣するというテーマで旅に取り組んでいる人もいた。一宮とは平安時代の末期に定まった神社の格で現在は78のお社が一宮になっている(サライ08年1月13日号による)。最近宇佐神宮に参詣する機会があったので、これをきっかけにいままでにどれ位一宮に参詣しているかチェックしてみた。
まず生まれ育った京都では、賀茂別雷(いかずち)神社(上賀茂神社)、賀茂御祖(みおや)神社(下鴨神社)の2社は参詣済み。一宮というからには一国(昔の)一社と思っていたが京都には複数あるのだ。
その他の地域では鹿島神宮、日光二荒山(ふたあらやま)神社、氷川神社(さいたま市)、諏訪大社、三嶋大社、厳島神社、出石神社、厳島神社、宇佐神宮
ざっと数えて78の一宮の内11社しか参詣していないのである。一宮全部に参詣しようとコミットすると負担感が大きくなるので、旅行する時に少し足を伸ばしてお参りする・・・・という方法で一宮詣を少し広げようか?などと考えてみた。もっとも簡単に行けそうもないところも多い。例えば隠岐島の水若酢神社や対馬の海神神社などだ。神社のリストを繰っているだけで日本は広いなぁと感心してしまった。