金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

快適!神楽の春スキー(youtube)

2011年05月09日 | スポーツ

5月5日快晴、山仲間4人で神楽スキー場で今年最後のスキーを楽しんだ。

神楽スキー場の下部の緩斜面でミラーレス一眼NEXの動画機能を使って滑りながら動画を撮ってみた。だが動画をブログに載せるのは静止画を載せるよりかなり手間がかかった。

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YouTube: 神楽スキー場

でも今度専用のビデオを買おうかな?と思うほど、スキーで動画を撮るのは楽しかった。

久しぶりに登場、管理人「北の旅人」です。

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男にはファッション(流行)は要らないと思います。男にはファンクション(機能)があれば良いというのが私の流儀です。ですから野暮ったい

苗場スキー場の筍山が見えます。でもGWにオープンしているスキー場はここ神楽です。

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菅首相は原発推進派

2011年05月09日 | ニュース

連休最中に唐突に中部電力に浜岡原発の停止を求めた菅首相。一部の原発反対派の政治家は、首相の要請にエールを送ったようだが、日曜日に菅首相は「政府はエネルギー問題を再考しない。浜岡原発は54ある日本の原発の唯一の例外で他の原発の停止を求めることはしない」と記者会見で述べた。

このことを取り上げたニューヨーク・タイムズはJapan Reaffirms Nuclear Energy Use「日本は原発エネルギーの利用を再確認した」というタイトルで報じている。

もし浜岡原発停止要請を原発問題再考のシグナルと考えてエールを送った人は慌てているのではないか?

それにしても一国の首相が一民間企業にオペレーションの一部を止めろと要請するのは、法治国家としては違和感のある話。今後大規模な食中毒が出そうになると、首相は〇〇の出荷は止めろなどと要請するのだろうか?

「ルールを定めてそのルールに従ってモノゴトが運ばれる国」を法治国家と呼び、権力の座にいる人の判断でモノゴトが運ばれる国を人治国家という。恐らく日本を法治国家と信じているタイムズの記者としては「政府が既定路線の変更に変わりがないことを周知させるため浜岡原発の安全強化のために停止を要請した」というストーリーしか理解できなかったのだろう。

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【書評】「江戸の卵は1個400円!」、江戸を知る良い本だ

2011年05月09日 | 本と雑誌

京都への新幹線の旅は「新書」を読む良いチャンスで、大体私は新書を一冊読むことにしている。「新書」の中には当てが外れることもあるが、この「江戸の卵は1個400円!」(光文社新書 丸田薫著 800円)は期待を裏切らなかった良書だった。

江戸の貨幣制度は、「金」「銀」「銭」の三種類があり、それぞれが独立して通用するという複雑な制度で、お互いの交換率は時々の相場で変動した。また江戸時代250年の間には貨幣価値の変動があり、江戸時代の貨幣を現代の貨幣価値に換算することは難しい。

だが筆者は19世紀初め文化・文政年間の相場で、ザックと換算率を明示する。

1文=20円、銀1匁=2,000円、金一両=128,000円

一両=銀65匁=銭6,400文

というのが筆者が示す換算率だ。

筆者はこの前提に基いて、例えば大工の日当(昼飯代付)を銀4匁2分から10,800円と換算する。年間の実働日数から計算した年収は317.5万円となる。

支出については江戸の居酒屋の酒1合が上等な「下り酒」(灘などの酒)の場合は20~32文(400円~640円)、水で薄めた酒や地酒で8~10文(160円~200円)。

2,3品のつまみで酒を飲んだら35文~70文(700円~1,400円)。

このように見ていくと江戸時代の人の暮らしが実感を伴って浮かび上がってくる。

今はちょっとした江戸ブーム。江戸時代のことを書いた本や小説を読んだりする時、この本を傍らに置いておいて、現代の貨幣価値に換算しながら当時の生活に思いを馳せると情景が一層活き活きしてくるだろう。

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京都・蹴上を単焦点レンズで撮った

2011年05月09日 | 写真

5月7,8日(土日)は両親を訪ねて京都に旅した。両親は私達夫婦の来京に合わせて、祖父(私からみて)の50回忌をするという。祖父は60代後半で亡くなったが、父が89歳まで生きているので50回忌法要が出来る訳だが、私が父の50回忌法要を行うことはありえない(仮に今父が死んだとしても私は110歳まで生きる必要がある)。

さて実家を訪ねる前に少し時間があったので、地下鉄蹴上駅から無鄰庵を訪ねてみた。なぜ無鄰菴を訪ねたか?というと、この日購入した地下鉄一日乗車券を見せると「無鄰菴の入場券が100円安くなる」というオマケがあったからだ。

無鄰菴は明治の元勲・山形有朋が作らせた庭園だ。

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四角い石の枠があったので、庭師さんに聞いたところ「明治天皇が山県公に下賜された松を囲った石組み」といういうことだが、枯れてしまったというその松の子孫はどこに行ったのだろうか?

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無鄰菴の建物の二階ではロシア戦争前に、山形・伊藤・桂(太郎)・小村(寿太郎・外務大臣)の四人で無鄰菴会議が開かれた。

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明治の元勲で山県有朋ほど人気のない人も珍しい。私は彼に関する伝記や小説を読んでいない。知っていることは「槍の名人で奇兵隊の軍監を務めたこと」「戊辰戦争時に北越戦線で、河井継之助の率いる長岡藩と激戦し『あた守るとりでのかかり影ふけて 夏も身にしむ越の山風』の歌を残したこと」「山城屋事件という大きな汚職事件を起こしたこと」位だ。

加えて椿山荘やこの無鄰菴など名庭園を作っている。元勲とはいえ一軍人がこれ程の庭を作るカネを持っていることがおかしい、少なくとも今の感覚では。

以上のようなことから好きになれない山形だが無鄰菴の庭は美しい。この庭からはビル一つ見えず静かな東山の自然が広がっている。

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無鄰菴を出て疎水を挟んで向かい側にある「琵琶湖疎水記念館」に立ち寄った。ここは京都市上下水道局が運営する無料の施設だ。ジオラマを見ると琵琶湖の水が京都市内に運ばれる全体像が分かり楽しい。

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記念館の横にはインクラインの跡が残っている。

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桜の季節には多くの人が歩くインクライン跡だがこの日は人影はまばらだった。

ところで今回の写真はソニーのデジタル一眼NEX5の単焦点レンズで撮影した。単焦点レンズは軽くてかさばらず小旅行にはもってこいのレンズだと思った。

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