一ヶ月程前に植えたゴーヤが50-60cm位まで背が伸びてきた。しかし横への広がりがなくひょろ長い。新聞の園芸欄やインターネットを見ると、ゴーヤがある程度伸びた(あるHPによると葉が10枚位出たところで)ところで、上に伸びる芽を剪定することで横に伸ばすことができるという。「緑のカーテン」を作るのには、ゴーヤが上に伸びるだけではなく、ゴーヤが横に展開することが必要なのだ。
今日(5月27日土曜日)の午前中、雨の合間を見てゴーヤを剪定した。長く伸びたツルには「ごめんね」と言いながら。そしてふと人間にも同じようなことが言えるかもしれないと思った。
会社の中で組織人間になって組織のラダー(階段)を登ることばかり考えている人間には、時としてその芽を摘んであげることが必要かもしれない。世の中には色々な世界があると気がついた時、ツルを横に伸ばすことを考える。
上に伸びる芽を剪定されたゴーヤはツルを横に伸ばしながら、また上を目指すそうだ。会社人も上ばかり見ていると、横への展開がなくひょろ長くなってしまう。若い内は敢えて、上に伸び勝ちな芽を摘んで横に伸びることを学んだ方が良いかもしれない。