金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

米倉涼子のシカゴ、amazingじゃないけどgood

2012年09月13日 | アート・文化

昨日赤坂ACTシアターに米倉涼子主演のミュージカル・シカゴを観に行った。米倉涼子の特別なファンでもないし、ミュージカルの熱烈なファンでもないけれど、半世紀ぶりに日本人女優が主演したミュージカルということで出かけた次第。

平日だけれどシアターは満員。ミュージカルってこんなに人気が高いの?と驚くが、ブロードウェイで成功したということが大きな宣伝になったのだろうか?もっとも「成功した」というのは、主演者側がアゴアシ付で日本のマスコミを呼んだから、マスコミも良いように書かざるを得なかった、という辛口の批判もあるが。

私の感想は米倉涼子さん、良く頑張っている、というところだ。思ったより良くてホッとした。ダンスは良かったが、歌は声量で米国人俳優に圧倒されていたという感じ。でもこれは想定の範囲。

ブロードウェイでの公演に対する米国人の評価はどうだったか?と思い、ネットを読んでみた。http://broadwayworld.com/board/readmessage.php?thread=1048002

その中の「彼女の歌は良かった。彼女はamazing(驚くほどすごい)ではなかったけれど、goodだった」という評価が妥当な評価だ、と思われたのでタイトルに採用させてもらった。

その他米倉涼子はキュートだ、という評価もあったが、芸そのものを高く評価するには至らなかったようだ。

ところでパフォーマンスが終わった後、客席からスタンディングオベーションはなかったし、カーテンコールもなかった。スタンディングオベーションがないからカーテンコールがないのか、あるいはその逆?

歌舞伎でいうと大向うから声がかからないようなものだが、観客がミュージカルに不慣れだったのか、あるいはパフォーマンスに対する評価が低かったのか?

米倉さん、私はgoodだと思いました。チャレンジは素晴らしいことだと思います。

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バーバーリー、業績悪化予想で株価急落

2012年09月13日 | 社会・経済

高級服飾メーカーのバーバーリーは、第二四半期の既存店売上が低迷し、今季の利益は市場予想の最低レベルになるのではないか、と警告を発した。このため同社の株価は2割方急落した。

中国の景気低迷やユーロ圏の混乱が、不況に強いと言われていた高級ブランドセクターまで悪影響をもたらしてきた結果だ。

もっともライバルのエルメスは増収増益基調なので、高級ブランド全体の問題かバーバーリー固有の問題かは見方がわかれるところ。

バーバーリー固有の問題があると指摘するアナリストは、同社の中国向けバッグに問題があったと述べている。中国人は大のハンドバッグ好き、しかも派手な感じのバッグが好きだが、バーバーリーの新しいモデルは繊細で中国人好みから外れていた、ということらしい。

バッグ好きというと、私もバッグ類が好きな方ではないか?と思っている。これは他人との比較ではなく、自分の中での比較、つまり服が好きだとか靴にお金をかけるとかの比較においての話だが。もっとも今の私はバーバーリーなどインターナショナルなブランド物を買うことはなく、実用性を重視したバッグを買うことが多い。最近気に入っているのはキプリングというメーカーのものだ。

キプリングは安くて、非常に軽いし、ジッパーの調子も良い。またナイロン製だが時間とともに風合いがでる、というスグレモノだと思っている。

ひょっとして世界中で、バッグを実用性最重視で買う人が増えてくると、キプリングのような会社が席巻するだろう。高級ブランドの低迷は景気循環的なものか、消費構造の変化なのか興味のあるところだ。

コメント (2)
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