今日(4月24日)午前中石神井警察に運転免許の更新に自転車ででかけた。距離は6.5kmmほど、自転車で30分ほどである。30分の講習で新しい免許を貰う。免許証の写真を見るとまた髪が少なくなっている。貰った交通教本を見ると「70歳以上の高齢者については・・・高齢者講習を受講していなければなりません」とあった。いくつかの例外があるようだが、簡単な講習(今のところ私はゴールド免許)で免許更新が可能なのは後1回か?と思うと多少の寂しさを禁じ得ない。
天気が良いので三宝字池に立ち寄り、池の周りを一回り散歩した。
草花ではシャガが目立った。
だがより心に沁みるのは、木々の葉が織りなす緑の階調だった。
特にトチノキの葉はきれいだった。
この時期のトチノキの葉の美しさは毎年変わらないだろう。
だが恐らく毎年新しい葉が鮮やかな彩を添えているのだ。
古人は「年年歳歳花相似たり 年年歳歳人同じからず」といった。
しかし毎年咲く花や芽吹く青葉は似ているけれどすべて新しいものである。
そういう意味では花や葉もまた年年歳歳同じではない。一方人間世界も巨視的に見ると古い花が枯れ春には似たような新しい花が咲いている。本当は花の世界も人間の世界も同じなのだろう。