金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

山梨の桜の名所を3つ回った

2014年04月11日 | 旅行記

4月11日金曜日快晴。朝(午前9時)からワイフと車で山梨県に桜を観に行った。一番の目的は北杜市の神代桜http://www.hokuto-kanko.jp/sakura/sakura_yamataka.html。樹齢2千年といわれるエドヒガンザクラは日本三大桜の一つ。

Jindaicherry1

日本三大何々といわれるもののなかには、三尊仏の背丈がそろっていないものがある。たとえば三大うどんの「稲庭うどん」「讃岐うどん」「水沢うどん」だ。水沢には悪いが全国的な知名度で前二者にかなり劣る。さて三大桜は「三春の滝桜」「梶尾谷薄墨桜」そしてこの「山高神代桜」である。開花時の薄墨桜をこの目でまだ見ていないので、三大桜が拮抗しているかどうかは、まだ判定できないが、花のボリュームという点では神代桜は滝桜に一歩譲る。しかし子孫が立派な花を咲かせていることではこの老木も十分滝桜の向こうを張ると私は思う。

写真は神代桜の子供の桜の花だがすでに堂々たる一家の風をなしている。

Kozakura

この神代桜が咲く北杜市武川一体には桜が多い。ところで桜の美しさは花のみで決まるのではないと私は思う。桜の花を美しくするのは周囲の建物や風景である。

Kaikoma2_2

武川の桜に強烈なコントラストを与えているのは雄々しい甲斐駒ケ岳である。

Kaikoma

 

神代桜を後にしてランチに車を15分ほど走らせて清春文化村http://www.kiyoharu-art.com/に向かった。

Bunnkamura

文化村の広い芝生越しに桜と穏やかな鳳凰三山の山並みを見るのも心和むひとときだ。

レストラン ラ・パレットでは1,600円の日替わりランチを食べた。メインは鮭のシチュー。美味しかったがパンを含めてボリューム不足。1,600円は少し高いと感じた。

入館料1,000円を払うと美術館の中を鑑賞することができるがこの日は「花より団子」で美術館見学は割愛して最後の目的地サントリーの登美の丘http://www.suntory.co.jp/factory/tominooka/

に向かった。清春文化村からは一般道を走って約40分のドライブだ。

Suntry

Tominooka

ワイナリーがある小高い丘からは甲府盆地とその向こうの富士山がよく見えた(写真にはあまり写らないが)。この丘は今が花盛り。時々風にあおられて花びらが舞った。

散る桜の下でワインを頂くと最高だ、と思ったが車を運転しているので買ったワインは夕食までお預けだ。自宅に戻ったのは午後5時。最高の桜見物を楽しんだ一日だった。一日で効率よく三か所の桜見物をするには車が必須だが、仕上げのワインを頂けないという問題が残った。この問題の最適解を見つけた上で2,3年後に再訪したい場所である。

コメント
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