金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

今週は北海道の4山を目指します

2016年07月11日 | 

今週後半は北海道登山に出かける予定だ。

13日(水曜日)午後女満別空港に入りレンタカーを借りて、少し網走周辺の観光スポットを巡ってから斜里岳登山のベースになるペンションに向かう。この日の天気予報は曇。

翌14日(木)は斜里岳往復の予定。天気予報は曇で降水確率は40%。山頂付近の予想気温は10度前後だ。下山後は雌阿寒岳の麓の野中温泉に向かいそこに一泊

15日(金)は雌阿寒岳登山。天気予報は曇で降水確率40%。山頂付近の予想気温は10度前後だ。この日の登山時間は短いが降りてから、美瑛までのドライブが4時間と長い。

16日(土)は十勝岳登山だ。予報では天気は良くなり晴時々曇り。気温は10度前後だ。下山後は車を旭岳温泉に回しそこで一泊する。

17日(日曜日)は北海道の最高峰・大雪山旭岳に登る予定だ。この日の天気予報も良く晴れ時々曇り。下山後は旭川から飛行機で帰京する。

このプランは私たちの山の会発足10年目の記念登山だ。企画を総てSさんにお願いしていたので、今一つ臨場感に欠けていたが、出発前になって地図を見ていると、女満別、屈斜路湖、富良野など懐かしい北海道の地名に旅情が沸々としてきた。

ところで長い山旅となると(毎日里のペンションに泊まるのだが)、気になるのが、各種のバッテリーの寿命である。スマートフォン用には大型のバッテリーを持って行く予定だが「カメラの電池」「GPSの電池」「ヘッドランプの電池」などと最近の登山は電池依存度が高いことに改めて気づく。そしてそれぞれバッテリーの仕様やサイズが違うから準備が大変である。

極端にいうと「ヘッドランプの電池」以外はバッテリーが切れても、命に別状はないはずだが、楽しい登山と旅の記録はきれいな写真で残したいと思うと、重たくても一眼レフの予備電池は持っていくか?などと考えている。

旅の楽しみは出かける前にあれこれ考えるところから始まっている。

 

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保守が「革新」で革新が「保守」?

2016年07月11日 | ライフプランニングファイル

昨日(7月10日)行われた参院選は自民党が改選前議席を上回る議席を獲得し、改憲勢力は参院の3分の2を超えた。

国政選挙で18-19歳が初めて投票した今回の参院選では、18-19歳の投票先(比例代表)は自民党が4割でトップ、民進党は2割弱、公明党は1割強だった(出口調査による)。

年代別で自民党の投票率が一番高かったのは20代の43.2%で30代の40.9%、10代の40.0%が続く。

一方民進党への投票割合が一番高かったのは70代で23.2%。60代21.4%、50代20.0%がこれに続いた(以上日経新聞)

簡単にいうと相対的に若い世代の自民党支持が高く、年齢が高くなるにつれ民進党の支持者が増えるという構図だ。

今回の参院選の争点になったのは、アベノミクスの成果だ。アベノミクスとは簡単にいうと「デフレを脱却し物価上昇率を2%に持ち上げ、経済成長率も2%を目指す」というものだ。

物価と経済成長率は目標にはるかに届かないものの、失業率や有効求人倍率は安倍政権発足時に較べて改善した。つまり賃金が上昇に転じる条件の一部は整いつつあるということだ。米国のエコノミストによると、賃金の上昇率が年3%を超えるようになってから、物価上昇率は2%上昇し始めるという。

この理論に従うと日本ではまだ実質賃金指数が低下しているので、物価上昇の賃金面での条件は整っていないことになる。

物価の安定的上昇は国民経済の成長エンジンの一つだが、年金以外に収入源のない高齢者にとっては生活実感としてはマイナス以外のなにものでもない(長期的なプラス面は実感できないので)。

従って若者がアベノミクスを支持し、高齢者になるほどアベノミクスに懐疑的な人が増えるのは当然といえる。

ところで今でも自民党を保守と呼び、民進党等野党側を革新と呼ぶのかどうかは知らないが、政策面を見る限り憲法改正問題を含めて自民党が改革的であり、民進党や共産党などが保守的である。

保守政党の支持基盤は世界的には中高年層で革新勢力の支持基盤は若年層なのだろうが、この点も日本の潮流は世界的な傾向と全く逆のものだろう。

今回の選挙結果を見て改めてそう感じた次第だ。

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