金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

早朝の知床撮影にHDR撮影を使った

2016年07月19日 | 写真

早朝の山の写真を撮る場合、輝度差が激しいので人間の眼で見たような写真を撮ることはできない。

写真は午前4時ごろ、清里町から知床連峰を撮ったもので、知床連山に明るさを合わせると手前のジャガイモ畑が黒くなってしまう(シャッター速度1/2000秒)

一方手前のジャガイモ畑に明るさを合わせると知床連山が白飛びしてしまった。

これはカメラの明るさを表現できる許容幅(ダイナミックレンジ)が限られているため、シャッター速度を落として入ってくる光の量を多くすると明るい部分が白トビし、シャッター速度を上げて光の量を少なくすると暗い部分が黒ツブレするからだ。

その救済策の一つがHDRである。HDR(High Dynamic Range)とは、明るさを変えて撮影した複数の写真を合成することを指す。

下の写真がHDR機能を使って明暗複数の写真を合成したものだ。

HDRで写真を合成するには「複数の写真をパソコンに取り込んだ後アプリケーションを使って合成する」方法とカメラの中で合成する方法がある。

上の合成写真は「複数の写真をカメラ内で合成して作った」ものである。

HDRは便利な機能だと思うが、写真がややフェイクに見える場合がある。あえてフェイクっぽさを楽しむのも手かもしれないが。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道、夏山登山の服装

2016年07月19日 | 

先週北海道に登山に出かけた。北海道に登山に出掛けるのは十数年ぶりのこと。暑かったのか寒かったのか記憶は定かでない。

数年前にはトムラウシで疲労凍死事故もあったので、どんな服装で出かけるか少し考えたが、上半身は写真の服装をベースにした。

アンダーウエアは速乾性の半そでTシャツ。気温によっては長袖速乾シャツに変えた。その上はFoxfireの速乾長袖シャツ。このシャツは「虫が嫌う」機能性があると登山道具屋さんが言っていた。もっとも4,5年使っているので、虫よけ機能は消えている可能性が高いが。

殆どTシャツ+長袖シャツで済ませたが、霧雨の雌阿寒岳登山ではアウターを着た。なお今回は本格的な雨に会うことはなく、雨具は使わなかった。

また急速な気温低下に備えて、ダウンベストをザックに入れていったがこちらのお世話になることもなかった。

下半身はCWXタイツとFinetrackの撥水性のズボンとした。このズボンは軽くて非常に水切りが良いので沢登りでも使っているものだ。

今回の登山では本格的な渡渉はなかったが、この組み合わせなら日高の沢筋をあるいても大丈夫だろう。

北海道の2千メートル級の山の気温は本州の3千メートル級の山のそれと同じだというが、今回に関してはかなり暖かかったと思う。登山中は暑く休むと少し体が冷えるので、速乾性のシャツが心地良かった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする