昨日(10月3日)米国株は、好調な9月の自動車販売を受けて続伸した。また企業減税を中心足した税制改正に対する期待も高まっている。
ウォーレン・バフェット氏はCNBCのライブで幾つか興味深いコメントを残した。
・株価のバリュエーションは、金利水準と一緒に考えることで意味を持つ。
・しかし自分は連銀の金利政策をベースに投資判断をした記憶はない。
・自分は市場環境よりも投資先の会社が好きかどうか?で株を買っている。
・現在共和党が提案している税制改正を見極めるまでは株は売らない。税制改正が実現する可能性は市場予想より高いと思う。
バフェット氏が今株を売るより税制改正後に(売るとすれば)売る方が良いと考える理由は「利益に対する課税率が低くなる」ことが一番の理由だ。
もし同じようなことを考えている人が多いとすれば、売り圧力は少なく高値圏の相場を支えることになる。
もっともバフェット氏は長期投資家だ。
彼は先月フォーブスのパーティで、ダウは100年後に100万ポイントを超えるだろうと言っていた。
またバンクオブアメリカの筆頭株主であるバフェット氏は、現CEOを経営改善努力を評価し、超長期に株を持ち続けると明言している。