金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

スマートフォンからの投稿が簡単になった

2017年10月12日 | デジタル・インターネット
スマートフォンからブログに投稿することは今までなかった。スマホのキーボードで文字入力は大変だからだ。私のようなおじさんには。
今週末から2週間程ネパールに出かける。
現地ではもっぱらフェイスブック投稿で近況をお伝えする予定だが、たまにはブログ読者の方にもフレッシュな写真をお届けしたい、と今練習している次第。

写真はネパールの山の中で使うソーラーパネル。山奥でも電気が届くところは多いので、遊びのようなものだが、ちょっとおしゃれだと思っている。
さてテストブログ、上手く行くと良いのですが。
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二回目の1,000ドル競争はグーグルが先着

2017年10月12日 | 投資

今年の5月下旬頃アマゾンとグーグル(アルファベット)が、株価1,000ドルを目指して競い合っていた。

その後両社の株価は900ドル台前半まで値を下げていたが、昨日アルファベット株は再び1千ドル台を超えて1,005.65で引けた。アマゾンの終値は995ドルだったから2回目の1,000ドル競争はグーグルに軍配が上がった。

私は今回アルファベット株は1,000ドルを固めるのではないか?と予想している。正確にいうと希望というべきかもしれないが。

理由はこうだ。

前回グーグル株は6月上旬に1,000ドルをつけたが、株価の上昇速度が少し早過ぎた。これはFANG(巨大ネット銘柄)全体に言えたことだが。

投資家は値上がりしたFANG株を売り、割安銘柄を物色した。米連銀の舵取りが超緩和から正常化に向かい始め、金利上昇が視野に入ってきたので、金融株などが買われた。その後米国の税制改正の可能性が高まったことや景気が極めて底堅いことから再びリスクオンモードが高まり、アルファベット株を再び高値圏に押し上げた訳だ。

投資家向けのサイトを見るとBuy Alphabet(Google) stock on the next pullback(次に株価が下落した時アルファベット株を買おう)などという記事が目に付く。

株は生き物だから上がることもあれば下がることもある。ただしグーグル株についてはそれほど大きな下落はないのではないか?と私は見ている(これまた希望というべきか)。

今ハイテク業界の大きなテーマは「人工知能」「自動運転車」「クラウドサーバー」「スマートフォン」だ。この大きなテーマについて一番立ち位置が良いのが実はグーグルなのだ。

自動運転車については、昨日カリフォルニア陸運局が「完全無人走行テスト車の公道走行を認める」条例改正案を発表した。パブリックコメントを求めて今年末には条例改正を行い、来年6月までには実施する予定だ。

アリゾナやフロリダでは完全無人テスト車が既に公道を走っているが、技術革新の本家であるカリフォルニアでテスト走行が始まる意味は大きい。自動運転車が実用化される見込みは数年前の予想より早くなるのではないか?

これはグーグルにとって大きな追い風だ。

だが着目するべきは個別のテーマだけではなく、グーグルの先見性やチャレンジ精神といった企業風土ではないかと私は考えている。

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来年6月までにカリフォルニアの公道を無人運転車が走る見込み

2017年10月12日 | ニュース

ロスアンゼルス・タイムスによると来年の6月までにカリフォルニアの一般道やハイウエイを無人の自動運転車が走ることが認められる可能性が高い。

もっとも走ることができるのは試験車だが。

昨日カリフォルニアの陸運局は15日間のパブリックコメント募集期間付きで自動車運転条令の改正案を発表した。新しい条令は今年年末までに認可される見通し。現在のカリフォルニアの条令では、自動運転車には運転者が乗車することが求められているが、改正案では全くの無人運転が可能になる。

無人運転車はアリゾナやフロリダでは既に無人運転車が走っている。このため業界のリーダーや政治家の中で規制緩和をしないと自動運転車の走行試験面でカリフォルニアが技術革新のリーダーの地位が危うくなると批判の声が上がっていた。

自動運転車の導入については「安全と技術革新」のバランスが重要だ。

多くの安全問題の専門家は「自動運転車の方が人間が運転する車よりはるかに安全だということが明らかになってくる」と信じている。

恐らく自動運転車が無事故ということはないだろう。最初のころはちょっとした事故が大きく取り上げられる可能性が高い。それはニュースバリューがあるからだ。例えれば自動運転車の事故は「人が犬を噛む」ようなもので、一般の車の事故は「犬が人を噛む」ようなものかもしれない。

だが多くの試験走行の後、私は統計的に自動運転車の方が安全だということが証明されてくると考えている。

イノベーションはやってみるところから始まる。できない理由をあげることは簡単だ。特に批判を恐れる官公庁などにとって。

だがそれでは技術革新は進まない。自動運転車は数年前に予想されていたよりも早く実用化されるのではないだろうか?

自動運転車の出現は大幅に駐車スペースを減らす可能性が高いので、都市計画が根底から変わる可能性を秘めている。

日本でも「やってみなはれ」という心意気で取り組むべき時が来ていると思う。そしないと折角蓄積した技術を死蔵してしまうからだ。

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