金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

小粒でもピリリと辛い大源太山

2017年10月10日 | 

昨日(10月9日)越後の大源太山(1,598m)に登った。大源太山は巻機山・清水峠・谷川岳を結ぶ国境稜線(大分水嶺でもある)の北側にそびえる独立峰だ。六日町方面から越後湯沢に高速道路を走るとピラミダルな山容で目を引く山がある。それが大源太山だ。

機会があれば登りたいと思っていた山で今秋その機会が巡ってきた。一昨日は越後駒ヶ岳に登り、下山後大湯温泉に泊まり、帰京する前に大源太山に登ることに決めていた。8時に宿を出て登山口に着いたのが9時20分。大源太山の登山口は大源太キャニオン手前の林道を3㎞ほど入ったところにある。10台弱駐車可能な駐車場は既に一杯だったが、路肩に簡単に駐車することができた。

歩きはじめて15分で最初の渡河点に到着。ロープが張ってあるので簡単にわたることができる。

暫く行くと崖に不安定そうなアルミのはしごがかかっている。

10時4分2番目の渡渉点に到着。このルートで川(北沢)を渡るのは2回だ。

この渡渉点を過ぎると登山道は急坂になり、ところどころロープが張ってある。

稜線にでると視界が広がるが、紅葉で覆われた大源太山の頂上はまだ遠い。

12時36分登頂。

七ツ小屋山(中央のとがった山)へ続く稜線の紅葉が美しい。右奥には谷川連峰が見える。

15分ほど休んで下山開始。滑りやすい急坂を時々ロープに頼りながら降っていった。北沢の渡渉点で飲んだ沢の水が美味しい。

駐車場に戻ったのは午後3時半前だった。車を日帰り温泉・石打ユングパルナスに向けた。入浴料900円。連休最終日なので混んでいるか?と思ったが空いていた。湯沢には駒子の湯など有名な日帰り温泉が多いが、温泉が大きいことではここが良さそうだ。

越後湯沢駅でビールを飲んで名物へぎ蕎麦を頂き、午後5時半過ぎの新幹線に乗り、充実した越後の山登りを無事終えた。

大源太山は小粒だがピリリと辛い山だった。

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紅葉盛りの越後駒ヶ岳を登る

2017年10月10日 | 

10月8日(日曜日)越後駒ヶ岳に登った。

朝5時に銀山平温泉の「荒沢ヒュッテ」をレンタカーで出発し、枝折峠駐車場に向かった。峠に近づくにつれて霧雨模様になる。峠手前から路肩に駐車している車が目立った。登山者の車だけはなく、滝雲の撮影に来ている写真愛好家の車も多い。何とか路肩に車を止めて午前6時登山開始。雨具を着て歩き出すが、道行山の手前位で雨は完全にあがった。

これから登る越後駒ヶ岳が雲の中から姿を現した。7時36分道行山の先から撮影

道行山から小倉山分岐を経て百草の池までは緩い稜線歩きが続く。

百草の池から上は避難小屋まで急な登りだ。

ここからは越後三山の最高峰・中ノ岳(2,085m)がよく見えた。

小屋に近づくにつれて岩場が増えてくる。10時15分駒の小屋到着。軽い昼食を食べて駒ヶ岳へ最後の登り。

11時駒ヶ岳山頂到着

駒ヶ岳からの下山は結構疲れる。特に百草の池から先の稜線は上り下りが連続してややうんざりした。15時15分駐車場到着。

登山時間は休憩時間込みで小屋まで4時間15分。小屋から頂上へ20分。下山時間は4時間だった。

登り時間はガイドブックの標準時間よりも短かったが、駒の小屋の管理人さんによると「ガイドブックの時間は登山道整備前のもので登山道整備後はかなり登山時間は短縮されている」「したがって駒ヶ岳にコースタイムより早く登ることができたといって越後の山を甘く見てはいけないよ」ということだった。

確かに平成22年頃~24年頃の表示のある木道が整備されていた。登山道が整備されていても越後駒ヶ岳を一日で往復するのは楽ではない。

全国に駒ヶ岳と名前の付く山は多いが私の経験では越後駒ヶ岳登山が一番大変だった。甲斐駒ヶ岳には黒戸尾根というハードなルートがあるが、今では登る人が少ない。大部分の人は北沢峠から往復している。北沢ルートに較べると枝折峠からの越後駒ヶ岳往復はアルバイトである。

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