昨日(10月9日)越後の大源太山(1,598m)に登った。大源太山は巻機山・清水峠・谷川岳を結ぶ国境稜線(大分水嶺でもある)の北側にそびえる独立峰だ。六日町方面から越後湯沢に高速道路を走るとピラミダルな山容で目を引く山がある。それが大源太山だ。
機会があれば登りたいと思っていた山で今秋その機会が巡ってきた。一昨日は越後駒ヶ岳に登り、下山後大湯温泉に泊まり、帰京する前に大源太山に登ることに決めていた。8時に宿を出て登山口に着いたのが9時20分。大源太山の登山口は大源太キャニオン手前の林道を3㎞ほど入ったところにある。10台弱駐車可能な駐車場は既に一杯だったが、路肩に簡単に駐車することができた。
歩きはじめて15分で最初の渡河点に到着。ロープが張ってあるので簡単にわたることができる。
暫く行くと崖に不安定そうなアルミのはしごがかかっている。
10時4分2番目の渡渉点に到着。このルートで川(北沢)を渡るのは2回だ。
この渡渉点を過ぎると登山道は急坂になり、ところどころロープが張ってある。
稜線にでると視界が広がるが、紅葉で覆われた大源太山の頂上はまだ遠い。
12時36分登頂。
七ツ小屋山(中央のとがった山)へ続く稜線の紅葉が美しい。右奥には谷川連峰が見える。
15分ほど休んで下山開始。滑りやすい急坂を時々ロープに頼りながら降っていった。北沢の渡渉点で飲んだ沢の水が美味しい。
駐車場に戻ったのは午後3時半前だった。車を日帰り温泉・石打ユングパルナスに向けた。入浴料900円。連休最終日なので混んでいるか?と思ったが空いていた。湯沢には駒子の湯など有名な日帰り温泉が多いが、温泉が大きいことではここが良さそうだ。
越後湯沢駅でビールを飲んで名物へぎ蕎麦を頂き、午後5時半過ぎの新幹線に乗り、充実した越後の山登りを無事終えた。
大源太山は小粒だがピリリと辛い山だった。