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店の人はネパール人で料理を食べている人は中国人が多かった。日本人客は我々を含めてちらほらだった。
日本の将来の縮図を見るようだ。
先週末岩手県の安比高原スキー場を滑りまくった。3泊4日のスキーだったので、全コースをくまなく滑ることができた。
最初は一つのスキー場で4日も滑ると飽きるのではないか?と思っていたが、晴・雨・雪と天気は移り、それに伴い雪質も変化したので、飽きることない楽しい滑りを堪能した。中々姿をみることができなかった岩手山の姿を最終日にはっきりと見たのもよかった。
安比高原スキー場は概ね中級者を対象としたスキー場だと思う。全体的にはコブが少なく広大な斜面で、多少傾斜のある斜面も滑りやすいと思う。
やや上級者向けの斜面は非圧雪の第2ザイラーAコースと西森山のヤマガラコースだ。ザイラーAコースの横にはツリーランコースがあるが、こちらは今回滑らなかった。もし滑っていたら手強いと感じたかもしれない。
私はこのスキー場の中で写真の西森山ヤマガラゲレンデが好きだ。薄く霧氷の着いた林の中を昔ながらの遅いリフトでトコトコ登り、程よい非圧雪斜面を滑るコースである。傾斜はあまりないし、距離も短いので新雪滑りの入門には手ごろだろう。そして何よりもゲレンデ特融の喧噪が少ないのが良い。
今年安比に行ってまず驚いたことは中国人スキーヤー・ボーダーが沢山来ていることである。信州では中国人よりオーストラリア人スキーヤーを見ることが多いが、安比をdominateしているのは中国人である。
1人の中国人スキーヤーと立ち話で聞いたところ、上海・仙台のフライトがあるので、中国からアクセスが良いということだった。
一方非圧雪斜面にドンドン飛び込んでいくのが好きなオーストラリア・スキーヤーには安比高原はやや物足りないのかもしれない。
冒険好きのスキーヤーには少し物足りないところがあるかもしれないが、安比は広大なところが良い。平日の朝早い時間は誰も滑っていない斜面を独占して滑ることができる。写真はセカンドゲレンデトップに向かうところだが、特に少し離れてやや登りのあるこのコースなどは静かなスキーを楽しみたい人には持ってこいの場所である。