金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

ドコモ値下げ発表、少し悩ましい~ユーザー・株主として~

2018年11月01日 | うんちく・小ネタ

NTTドコモは昨日(10月31日)「料金体系をシンプルにして2~4割値下げをしたい」と発表した。

同社によると利益が今年度の水準に戻るには5年程度かかるだろうと述べた。合わせて6千億円を上限とする自社株買いを発表した。

しかし本日ドコモ株は10%程度値を下げている。料金値下げに嫌気の売りがでたからだ。

若干ながらドコモ株を持っているドコモユーザーとしては少し悩ましいところだ。

だがここは考えどころ。

携帯電話は現在では単に通話・通信のツールだけではなく、支払・決済のツールになり、音楽を聴いたり、電子本を読むツールになっている。

もはや生活必需品である。時間はかかってもドコモの利益水準は回復するだろう。

また下がった株価でみるとドコモ株の配当利回りは4%前後になるので、「高い配当を利回りを楽しみながら携帯電話を安く利用するチャンス」ということもできる。

あくまでもこれからドコモ株を買う人(あるいはbuy the dipの心意気のある人)にとっては、悩みではなく嬉しいことなのだろうが・・・

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嵐の10月が終わった

2018年11月01日 | 投資

朝方はめっきり涼しくなってきた。今朝顧問先に向かう時爽やかな秋空がひろがっていた。

株式相場が大きく荒れた10月は最後の2日間反発したものの、S&P500の月間パフォーマンスは-6.9%。

これは2008年以降最悪の月間パフォーマンスらしい。また10月は株式のみならず債券も値を下げた。金利が上昇したのだ。

通常株価と債券価格は逆の動きをすることが多いので、株式・債券に分散投資をするとリスクヘッジ効果があるのだが、

両資産とも値を下げては逃げ場なしである。

米国株式相場には「10月効果」Octoer Effectという言葉がある。歴史的に10月に大きな株価下落があったので、10月は株価が下がるという

一種の経験則なのだろう。ただ統計的には9月の方が株価が下落は大きいそうだ。その原因について私はサマーラリーの反動だろうと解釈している。

一方10月は統計的にはボラティリティが高いそうだ。その理由の一つとして11月の米国中間選挙をあげる人もいる。

さて嵐の10月の月末のラリーが相場の本格的な反発につながるのか?それとも「死んだ猫でも飛び跳ねる」で終わるのかはまだわからない。

それは「経済成長を続ける米国にその他の世界経済が追いつくのか?」あるいは「成長鈍化が目立ってきたその他の世界経済に米国経済が引き倒されるのか?」と

いう問いと深くかかわっている。街に秋空が広がっても相場の世界はまだ不透明である。

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