金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

何事も「相見積もり」は必要~スタッドレスタイヤ購入交渉から~

2018年11月05日 | うんちく・小ネタ

先日新しい車の冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)を購入するため、車を買ったディーラーに電話で価格を聞いてみました。

するとタイヤメーカー(ブリジストン、ダンロップなど)により価格差はあるが十数万円しますという返事。

そこで「今朝の折り込み広告でイエローハットが6,7万円でホイール付きのスタッドレスタイヤを売っているのでそちらにするかな?」というと、ディーラー担当者は慌てて、「できるだけそれより安くできるように再度社内で詰めて返事します」と回答した。

そして夕刻担当者から電話。結果としてイエローハット並の価格で冬タイヤを購入することができました(実際には今月下旬の取り付けとなる)。

細かいことをいうと取付費用等の問題はあるのですが、大枠としては信頼できる(担当者がはっきりしている点で)車のディーラーから量販店並の価格で冬タイヤを購入することができそうです。

何事にせよ相見積もりは必要と改めて感じた次第。

ところで「信頼できるディーラー」と書きましたが、もし私がイエローハットの話を出さなかったら「正価」でタイヤを売っていた可能性があります。

そういう意味では「正札」商売は崩れているのでしょう。信頼を「正札商売」の意味で使うと車のディーラーは信頼できる取引相手ではありません。

ただしLeverage(交渉材料)を持っている買い手には素直を対応するという点では信頼できるということでしょうが。

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絶景、晩秋の安達太良山

2018年11月05日 | 

週末(11月3日・4日)で安達太良山に登ってきた。11月3日は統計的に晴天のことが多い日だそうでこの日も快晴。

会社の山仲間6名は9時15分頃東北新幹線郡山駅に集合。小型レンタカー2台に分譲して安達太良山ロープウエイ乗り場を目指した。幹事の話では6人乗りの車1台を借りるより小型2台の方が安いということ。安達太良山はバス便(二本松から)が少ないので郡山からレンタカー利用が便利だ。10時半過ぎにロープウエイ乗り場駐車場到着。車が小さいのでなんとか空きスペースに駐車することができた。

11時過ぎにロープウエイ山頂駅を出発。多くのハイカー・登山者とすれ違いながら12時15分頃安達太良山山頂(岩峰)の下に到着。

登山道には数日前に降った雪が少し残っているところがあるが、アイゼンは不要だ。

安達太良山山頂付近は風が強いので鉄山方面に少し下ったところの風の少ない斜面で昼食。昼食後は鉄山に向かった。

鉄山(1709m)は安達太良山(1700m日本百名山の一つ)より少し高い。安達太良山・鉄山を結ぶ稜線は牛の背・馬の背と呼ばれているがこの間を歩く人は少ない。時間があるならば鉄山まで足を伸ばすと静かな山歩きと安達太良山の絶景を楽しむことができる。

写真は馬の背から見た安達太良山山頂だ。

鉄山はチャレンジングなピークに見えるが、東側から巻いて登るので簡単に山頂に達することができる。

馬の背は草木が一つもなく日本離れした景色だ。

晩秋から初冬に変わるこの時期、稜線の風は冷たかったが本当の空が広がる安達太良山登山は快適だった。

峰の辻経由でくろがね小屋に到着したのは午後3時20分だった。くろがね小屋は白濁した硫黄泉が楽しめる良い小屋だ。我々は食事を予約していたが、自炊を楽しむ人も多かった。通常山小屋では自炊は自炊室で行うことが多いが、くろがね小屋では食堂で自炊を行うことができる。名物のカレーライスの夕食も良いが登山口から近い小屋なので食材を担ぎ上ての自炊も楽しいだろう。

なお「鉄山」を「てつざん」と読むのか「くろがねやま」と読むのか仲間内で議論があったが、小屋のおじさんは「てつざん」と呼んでいた。

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