最近私が登山に持っていくカメラは、オリンパスPEN-Fです。
オリンパスの一眼カメラはもう一台EM-1を持っているのですが、PEN-Fの方が軽くて取り回しが良いのでPEN-Fに頼っています。
バックカントリースキーや残雪期登山もお供はPEN-Fです。
雪を美しく撮るには、陰影がはっきりする朝夕の方が良いと言われていますが、写真撮影よりも登ること・滑ることがメインですので、中々気に入った写真を撮ることはできません。また仲間と一緒に行動していますので、撮影にかける時間も短いものです。
従ってホワイトバランスの調整などはまず行っていません。ただ気をつけているのは、露出をアンダーにするということです。
下の写真は午後2時頃快晴の神楽峰をシールハイクしている仲間を撮ったものですが、露出補正を-1にしました。
従って実際よりはかなり暗く写っています。暗いけれど陰影があり雪の表情はある程度出ていると思います。
自宅に戻ってからOlympus Viewerを使ってトーンカーブを調整を行ってみました。
大分明るくなり感じが良くなりました。
素人考えですが、雪山で露出をカメラ任せにすると明るくなり過ぎる傾向があると思います。
そこで明る過ぎると思う時は露出補正で露出を落とし、パソコンに取り込む時トーンカーブを使って暗い部分を少し明るくする補正を行っています。
このような撮影方法が正しいものなかどうかは分かりませんが、登山中心写真は従、という行動スタイルの中では、まあありかなと私は考えています。