金融そして時々山

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インド株急上昇、与党大勝利の見込み?

2019年05月20日 | ライフプランニングファイル

5月20日月曜日。週明けの余りぱっとしない相場の中でセンセックス指数(インド株)の上昇が目を引く。

午後1時半現在833ポイント2.2%の上昇だ。

出口調査によるとモディ首相率いるインド人民党連合は、総選挙で過半数から65%程度の議席を占める可能性が高い。

選挙前には、モディ首相の経済政策が格差拡大を招いている等の批判を受けて与党苦戦という観測もあったようだが、首相のヒンドゥ教よりと見える言動で支持率を引き上げたのだろう。

ところで「ヒンドゥ」という言葉は「ヒンドゥ教」という一つの宗教を指すだけではない。ヒンドゥとは「インドの」という意味でヒンドゥ教は「インドに存在する総ての宗教」を指し、ヒンドゥとはインド的なものの総称という説明を見かけることがある。

もっとも「インドに存在する総ての宗教」というとイスラム教も含むのでこの説明が正しいかどうかは疑問だが。

ただヒンドゥ第一という考え方は、トランプ大統領のアメリカファーストと通底するところがあると考えて良いだろう。

インド総選挙の投票者は9億人で開票結果を集計するのに1週間はかかるそうだから、選挙結果が明らかになるには時間がかかる。

だがどうやらモディ首相が今後5年間政権の座を維持し、経済成長政策を推進することに株式相場は自信を持っているようだ。

それは経済成長率でインドが中国を凌駕するペースを保つ可能性が高いことを意味する。

5年10年という期間で見るとインド株のウエイトの軽重がポートフォリオのパフォーマンスに影響を与える可能性は高そうだ。

 

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