金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

暑い最中の確定申告資料提出

2019年08月14日 | うんちく・小ネタ

暑い最中自宅に帰ってくると税務署から封筒が届いていた。

「何かな?」と思って開けてみると「確定申告時の証明書や領収書の提出依頼」だった。

私はe-Taxが始まって以来e-Taxで所得税の確定申告を行っているが、証明書等の提出を求められたのはこれが初めてだ。

税務署からのお願いには「e-Tax等で証明書等を省略した場合、税務署は書類を確認することができると所得税法で定められているので、一定の方を抽出して提供を求めている」と書いてあるから、今年は私が抽出されたのである。

モノの片づけは得意な方ではないが、確定申告書類は封筒に入れて本棚にしまってあったので、提出に手間取ることはなかった。

ただし税金関係の話は暑くてうっとしい夏をさらにうっとしくする。

早くマイナンバー制度が北欧並みに整備され、電子申告の時点ですべての領収書や証明書が電子的に紐づけされ正当性が検証されると良いのになあ、と思う。

書類を提出するだけの納税者はそれで終わりだが、送られた書類を申告書と突合する(ホントに全部やるのかなぁ)税務署の方にとっては暑い作業だと思う。電子的なリプレイスが可能だと思うと余計暑くなりそうな作業である。

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株価回復を狙って、トランプ政権が関税引き上げを一部延期

2019年08月14日 | 投資

昨日(8月13日)米国株は急反発。ダウは372ポイント1.4%上昇。S&P500、ナスダックもそれぞれ1.5%、1.9%上昇した。

上昇した理由は、トランプ政権が突然「スマートフォン、ラップトップ、玩具などクリスマス商戦の対象になる中国からの輸入品に対する10%関税を12月15日まで延期する」と発表したことによる。

これらの商品の昨年の輸入額は1,560億ドルだから、当初予定されていた関税対象3,000億ドルの半分以上が課税を延期されることになる。

トランプ大統領は「クリスマス商戦の対象になる商品に課税することの影響を考えて、延期を決定した」とリポーターに語っている。実際のところ、クリスマス向け商品は既に米中業者間で売買契約済なので、9月に関税が課せられると輸入業者がそのコストを負担するか消費者に転嫁するかのいずれかになるので、経済界からは課税反対の声が強く上がっていた。

ただしWSJは「この意思決定に詳しい複数の高官によると、米中貿易緊張の影響で市場のボラティリティが高まり、株価が急落していることも一部の商品の関税延期に影響を与えている」という見方を示していた。

また米中間では来月ワシントンで交渉再開の準備が進められているが、関税の一部延期が貿易問題決着のポジティブな兆候と判断するのは早計だろう。株式相場を支持率のバロメーターと考えるトランプらしい行動と見ておく方が間違いがなさそうだ。

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