昨日(8月28日)韓国は来年度政府支出を9.3%増加させ4,234憶ドル相当に拡大すると発表した。この結果GDPに対する政府負債比率は今年の37.1%から39.8%に拡大する見込みだが、経済成長鈍化対策として韓国政府は積極財政策を採用することにした。
経済成長鈍化要因としては、米中貿易摩擦による世界的な景気減速が一番大きいが日韓の貿易論争もマイナス要因の一つではある。ただし政府は何が主な要因なのかを冷静に評価する義務があるだろう。
WSJによると韓国の企画財政部は「幾つかのキーとなるハイテク部品や設備に関する日本の輸出制限に対応するため、韓国政府は地場産業を支えるため財政支出を大幅に拡大するだろう」と述べている。
何事にせよ、外部にモノゴトの責任を押し付けるのが、韓国政府の癖だとは思うが、財政支出拡大→財政悪化の責任まで日本政府に押し付けようとする物言いである。
WSJはThe outlook for South Korea's is gloomy.Exports fell for an eight straight month in July.と述べている。
「韓国の見通しは暗い。輸出は7月時点で8カ月連続で減少した。」ということだ。
日本がフッ化水素等の対韓国輸出を厳格化したのは7月から。つまり日本の輸出厳格化の前から韓国経済は減速していたのだが、あたかも日本が経済成長を鈍化させたという物言いである。このような物言いを続けると国民の対日感情を悪化させ、妥協点を見出すのが益々難しくなるのではないだろうか?