昨日(2021年元旦)届いた年賀状の束の中に何枚か「年賀状じまい」を明示したものがありました。その文面を一部紹介しますと次のとおりです。
「年賀状のご挨拶は今年で終わりにしたいと思います(赤字)。今後はFacebookやInstagramでお会いしたいと思います。」
「私も今年の10月にはとうとう後期高齢者の仲間入りです。これから先、直接お会いできる機会もあろうかとは存じますが、まことに勝手ながら年始のご挨拶については本年で最後とさせて頂きたくお願い申し上げます」
またコロナで面談の機会が少なくなったから「年賀状じまい」を見送ったという挨拶もありました。
「『年賀状じまい』をいようかなと思っていましたが、この新型コロナのため、直接の面談の機会も少なくなり、『まだ、生きていますよ。」との証を受け取ってください。」
これらの文章は印刷されていましたので、出状された方は一律に「年賀状じまい」を宣言された(あるいは今後する)のだと思います。
私も今年の年賀状の一部には「来年から年始の挨拶をフェイスブックに切り替える」と書き添えたのですが、一律の対応は取りませんでした。
理由は明らかにフェイスブックをしていない大先輩にフェイスブックに切り替えるというのは失礼な感じがすること、また私よりはるかに高齢なのに年賀状を書いてくださる先輩に一方的な「年賀状じまい」を送ることが気が引けたからです。
ということで来年も1/3程度は紙の年賀状が残る予定です。
これまで仕事の上では「デジタルトランスフォーメーションは一部でも例外を残すと効果は激減します。やるからには『紙を根絶する』覚悟で取り組まないと業務改善は進みません」とDXの旗を振ってきたのですが、個人の年賀状についてはまったく徹底していません。まあこの辺りが私の性格だと自分では納得していますが。
なお私見ではコロナが一段落する頃「年賀状じまい」が加速すると思います。その頃までに多くの友人知人がフェイスブックなどSNSアカウントを開いていることを期待しています。