毎年この時期になると忘年会の予定などでカレンダーが埋まっていくことが多かったのですが、リタイアすると予定は減っていきます。
ところが皮肉なことに予定が少なくなった現在になって、私はグーグルの音声アシストを使ってカレンダーに予定を書き込むことが多くなっています。
たとえば忘年会の案内がメールできた場合、グーグルカレンダーを立ち上げて日時を選んで時刻を記入するよりも、音声で「OKグーグル、予定を追加して」とグーグルアシスタントに話かけ、グーグルアシスタントの「タイトルを教えてください」「日時を教えてください」「追加しますか」の質問に答える方がはるかに早く予定を書き込むことができます。
また急いでいる時はネットを読むなど他のことをしながら、グーグルアシスタントを働かすこともできますから、時間の節約にもつながりますね。
グーグルアシスタントは、スマートフォンから動かすこともできますが、私の場合は書斎に置いてあるWifiの拡張ポイントを使っています。
またその日の予定の確認も「OKグーグル、今日の予定を教えて」と話しかけるとグーグルアシスタントが予定を音声で知らせてくれます。
ところで不思議なもので「カレンダーに追加して」を使い始めると少し予定が増えてきたような気がします。
シニアに大事なのは「教養=今日用」と「教育=今日行く」だという笑い話があります。つまり用事や行くところがあることが大事なのです。
グーグルカレンダーを使うために用事を作るというのは本末転倒の極みですが、グーグルカレンダーも使いようによってはシニアライフの重要なアシスタントになりますね(笑)。