金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

予定が減ってから「OKグーグル、カレンダーに追加して」を使っています

2021年11月12日 | シニア道
 毎年この時期になると忘年会の予定などでカレンダーが埋まっていくことが多かったのですが、リタイアすると予定は減っていきます。
 ところが皮肉なことに予定が少なくなった現在になって、私はグーグルの音声アシストを使ってカレンダーに予定を書き込むことが多くなっています。
 たとえば忘年会の案内がメールできた場合、グーグルカレンダーを立ち上げて日時を選んで時刻を記入するよりも、音声で「OKグーグル、予定を追加して」とグーグルアシスタントに話かけ、グーグルアシスタントの「タイトルを教えてください」「日時を教えてください」「追加しますか」の質問に答える方がはるかに早く予定を書き込むことができます。
 また急いでいる時はネットを読むなど他のことをしながら、グーグルアシスタントを働かすこともできますから、時間の節約にもつながりますね。
 グーグルアシスタントは、スマートフォンから動かすこともできますが、私の場合は書斎に置いてあるWifiの拡張ポイントを使っています。
またその日の予定の確認も「OKグーグル、今日の予定を教えて」と話しかけるとグーグルアシスタントが予定を音声で知らせてくれます。
ところで不思議なもので「カレンダーに追加して」を使い始めると少し予定が増えてきたような気がします。
 シニアに大事なのは「教養=今日用」と「教育=今日行く」だという笑い話があります。つまり用事や行くところがあることが大事なのです。
 グーグルカレンダーを使うために用事を作るというのは本末転倒の極みですが、グーグルカレンダーも使いようによってはシニアライフの重要なアシスタントになりますね(笑)。
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上越の一ノ宮居多神社参詣

2021年11月12日 | まち歩き
昨日(11月11日)岩室温泉を出発して、車を上越市に向けました。越後一ノ宮の一つ居多(こた)神社を参詣するためです。一ノ宮は1県に一つとお考えの人がいるかもしれませんが、新潟県にはなんと4つあるのです。一番有名なのは昨日参詣した弥彦神社です。後糸魚川に天津神社と佐渡に度津神社があります。今回の新潟旅行では佐渡と糸魚川には行きませんので一ノ宮詣は弥彦神社と居多神社だけです。
 新潟県は一ノ宮の数が全国一多いとともに神社の数も全国一だそうです。その理由はよく分かりませんが、米作盛んな各地域が独立した経済圏を作り、その中心に神社を持ったため多くの神社ができたのだろうと私は勝手に解釈しています。
 さて居多神社ですが、弥彦神社に較べると参詣者も少なく、御朱印を頂こうと社務所をのぞくと無人の受付に紙に書かれた御朱印が置いてあるのみという寂しい対応でした。



 居多神社から北に1,2分車を走らせると居多ケ浜に出ました。
 ここは越後に流された親鸞聖人が上陸した場所ということです。
 人影はなく日本海の荒波が渺々と打ち寄せていました。

新潟県は北は鮭の遡上で有名な村上市から南は翡翠で有名な糸魚川市まで広がる南北に長い県です。ただ江戸時代の俳人芭蕉が奥の細道で「鼠の関(今の山形県と新潟県の県境)を越ゆれば、越後の地に歩行(あゆみ)を改めて、越中の国市振の関(親不知・子不知の近く。新潟県なので越中は芭蕉の誤り)に至る」と素っ気なく書いた通り、著名な歌枕(歌の材料になった名所・旧跡)はなかったようです。
そんなことを思い出しながら私は日本海を眺めていました。

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