南アフリカ発のコロナウイルスの変異株オミクロンで今日(11月29日)も日経平均は値を下げた。467円1.6%強の下げだ。
上海総合指数やKOSPIも下げたので東アジアの株価は先週金曜日に続いてオミクロン懸念から売られた。
一方原油価格や米国株先物は上昇している。米国市場が開いてみないとこの先どうなるのかはわからないが、ワクチンメーカーのモデルナの株価が市場前取引で10%上昇するなどオミクロンに対するワクチン対策に期待が高まっているようだ。
日本では政府が今日外国人の来日を全面的に1カ月禁止する方針を打ち出した。人流が一時的に滞って経済活動が鈍化することは止むを得ないが、過度の悲観も考えものだろう。
サンクスギビングの休暇明けの米国市場がどう反応するか見ものである。