スマートホーム、賢い家とはIoTやAIを活用してエアコン、テレビなどを音声操作したり、照明を自動制御して省エネを目指す仕組みだ。ユーザーの音声を聞き取って家電に命令を伝達するハブがAmazon EchoやGoogleのNest Wifiだ。
上手に使うとリビングにゴロゴロしているテレビ、ビデオ、エアコン、照明などのリモコンを一つにまとめることもできるそうだ。
「できるそうだ」と書いたのは私自身試していないからだ。またスマートスイッチを使うと扇風機などリモコンのない家電のOnOffも行うことができるということは知識として知っている。
でも「小まめに体を動かした方が健康に良いから」などの理由でスマートホームにはほとんど取り組んでいない。
いや正確にいうと2年ほど前エアコンを買い換えた時、スマートフォンでエアコンをオンにしたりオフにしたりできるメーカーのアプリを入れたことがあった。これは猛暑の夏、外出先から帰る前にエアコンをつけておくことができるので便利だと思ったが、メーカーアプリが頻繁に本人認証などを聞いてくるので煩わしくなり止めてしまった。
そんなことで我が家はまだスマートホームではない。そしてこれは私の推測なんだけれど日本ではまだスマートホームはほとんど進んでいないのではないだろうか?
そして推測をたくましくすればスイートホームの本場アメリカでも普及は足踏みしているのではないだろうか?
だがそのアメリカでスイートホームの普及が進みそうだと思うニュースがあった、それはアマゾン、アルファベット(グーグル)、アップルがMatterという共通規格を使って、彼等が提供する器材の互換性を高めるという話だ。
例えばエアコンはAmazon Echoに繋ぎ、ドアカメラはNest Wifiに繋いでいた人はエアコンを操作する時は「アレクサ」と話しかけ、ドアカメラには「OKグーグル」と言っていたが一つの命令で事が済むようになるらしい。
アップル、アマゾン、アルファベットというインターネット業界の巨人が組めば便利なものができる可能性は高いと思う。
もしこれからスマートホームを進めようと考えている人がいればMatterの動きはチェックしておくべきだろう。
なお私自身は今のところすぐにスマートホームを実行しようとは考えていないけれど、体を動かすことに不自由を感じた時は必須のツールだと思う。
家の内外に監視カメラを置いたり、カーテンを電動で開けたり閉めたりできると便利だと思う。
高齢化が進む日本ではスマート家電などが普及する余地は大きいと思う。
ベンダー、ユーザーともに勉強はしておきたいと感じた次第。