金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

暖かい2月の終わり、妙正寺川に染物が翻る

2022年02月27日 | まち歩き
一昨日から今日までの三日間西武新宿線中井駅付近で「染の小道」が開催されました。この界隈は東京の染色産業の中心地だったそうです。染の小道は往時をしのぶプロジェクトです。新聞でニュースを見たので見学に行きました。近くのとんかつ屋さん(とんかつ高橋)が日頃900円のトンカツ定食をプロジェクト開催中750円で提供していたので頂きました。
暖かい早春です。
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ロシアは戦闘に勝っても戦争では既に負けた

2022年02月27日 | ニュース
 交戦状態が続くウクライナだが、大局的にみると既に戦争ではロシアが負けたのではないか?と私は考えている。
 戦争に勝つということは、戦争目的を達成することで局地的な戦闘に勝利することではない。プーチンの戦争目的がウクライナの西側寄りのゼレンスキー政権を倒し、ロシアよりの傀儡政権を樹立し、ウクライナのNATO参加を押しとどめ、さらには東欧諸国に対するロシアの影響力を高めるというものであったとすれば、ウクライナ侵攻後速やかに政権打倒ができなかった時点で戦争目的の達成は極めて困難になったというべきだろう。これ以上の戦闘はウクライナ人の敵意を高め、ロシア国民や新ロシア的な人々には厭戦気分を高めるからだ。
 WSJ等信頼できそうな複数の海外メディアを読むと、首都キエフに侵攻しようとするロシア軍を土曜日の夜からウクライナ軍と義勇兵が押し返しているということだ。
 今後局部的な戦闘についてはどうなるかわからないが、ウクライナの抵抗がおそらくプーチンの想定より強く、早期に政権転覆を実現できなかったことに彼は臍をかんでいるだろう。何故なら今後戦闘が激化し、市民の死傷者が増えるようなことが続けば、ウクライナ人は被害を恐れて降伏するよりも徹底抗戦を選ぶと考えられるからだ。
一方西側諸国は国際銀行間の決済システムSWIFTからロシアの銀行を締め出すとかウクライナに対する武器供与を増やすなどウクライナ支援色を強めている。
 こういう解釈が正しいのかどうか不明だが、私は米国やNATO諸国にとってもウクライナの対ロシア徹底抗戦力は予想よりも強かったのではないか?と感じている。だから最初はちょっと支援に及び腰のところもあったが、形勢が好転すると支援を一層高める方向で動いているのでは・・・
 ロシアの野望の達成が困難になることが明らかになると、ロシア国内の厭戦気分も高まるだろう。
 古来「無名の師」(起こす名分のない戦争)を仕掛けるものは敗北するのが相場のようだ。
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マスクなしの運動は楽しい。快晴の大岳山登山

2022年02月27日 | 
 昨日(2月26日)奥多摩の大岳山(1,266m)に登りました。奥多摩には大岳山より高い山が沢山ありますが、日本200名山に選ばれているのは大岳山だけです。なお百名山には東京都最高峰の雲取山が選ばれています。
 なぜ大岳山の人気が高いか?というと盛り上がった頂上により遠くから識別できるからです。江戸時代江戸湾を行き来する船はこの大岳山と相模の大山の位置から自分たちの現在地を認識していたそうです。
 何回も登っている大岳山ですが、今回はJR五日市線からバスで白倉へ行き、大岳神社を経て大岳山に登るルートから登ることにしました。
 午前8時40分発の藤倉行バスに乗り、白倉で降りたのは我々だけです。9時10分過ぎに歩きだし、まず大岳神社を参詣。

1時間ほど登ると尾根越しに富士山が見えました。
山麓の大岳神社から始まるこのルートは大岳山表登山道ですが、傾斜は中々強くつづら岩につながる尾根の手前は九十九(つづら)折りです。尾根にでると雪が20cmほど積もっていました。雪は一部凍っているのでチェーンアイゼンを着けて登ります。
11時55分大岳山到着
富士山が雄大です。カップ麺を食べ暖かいコーヒーを飲み50分ほど頂上で過ごしました。
頂上からは御岳山ロープウエイに向かいます。
山頂直下は雪のついた岩場が連続し油断はできません。
14時17分御岳神社下のレストランに到着。
ビールとおでんを頂きささやかな打ち上げをしました。
登山中はマスクをせずに登りました(特に登りでは誰にも会わないので)。
キーンと冷えた冬の山の空気を吸いながら歩くのは気持ち良いですね。
はやく下界でもノーマスクの日に戻ってほしいものです。
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