昨日(5月7日)米国株は急落した。前日に米通商部代表のライトハイザー氏が今週金曜日に関税引き上げを行うと発表したことで、米中貿易交渉の先行きに懸念が高まったからだ。日曜日のトランプ大統領のツィッター発言は交渉を有利に運ぶ戦術という見方もあったが、今では米国の本気度が強いという見方が上回っている。
ただし株式相場については、これは底値買いのチャンスという声もある。
今年1月から上昇を続けている米国株式相場では買い遅れた投資家に買い場がなかった。
出遅れた投資家はbuy the dipつまり株価が急落したところで買いを入れる「押し目買い」をするのだが、押し目の機会がなかったのだ。
この押し目買いが投資家の層を厚くし、相場を長続きさせる、だからあまり懸念しなくて良いという投稿をWSJで見かけた。
その説が正しいのかあるいは証券会社のポジショントーク的なものなのかはわからない。
ただ楽観視はできないにしろ必要以上に悲観的になる必要もない、少なくとも東面は、と私は考えている。
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