今日(1月13日)は成人の日。自宅付近でも振袖を着た新成人の姿を見かけ華やいだ気分になった。成人の日は未成年者が成人として新しい門出をすることを寿(ことほ)ぐ日だが、既に成人した大人も大人とは何か?ということを考える日であっても良いだろう。
朝新聞(読売新聞)を見ていたら、イオンが「タッチパネルによる年齢確認方法を改めます」という全面広告を出していた。
これまで、明らかに20歳以上とわかる顧客にもタッチパネルで20歳以上というアイコンにタッチさせていたが、これからはそれを改めて、従業員が顧客とのコミュニケーションを通じて判断するというのだ。
今までコンビニエンスストアなどでビールなどを買うとき、どこからどう見たって「成人」(いや中高年!)にしか見えない私に「成人確認」のタッチパネルを押させることに違和感を覚えていたが、今後他の小売業者がイオンに「右にならえ」をするだろうから、この手の違和感は少なくなるだろう。
このようなことも私は「大人がおとなになること」の第一歩だ、と思う。
(もっともイオンの発想が「明なか大人に負担をかけない」ということから出ているのか「顧客に判断を任せると未成年者が大人になりすます」リスクが高いという判断から出ているのかはわからないが)。
「大人になる」ということがどういうことなのか?ということについては、成人の日を機会に多くの人が述べるだろうから、私が多く語るつもりはない。
ただ2,3感じていることを述べよう。
一つは「規則に縛られるのではなく、暮らし易い社会を作るために規則はあるのだ。だから実情に合わない規則は変えていこう」という気概を持つことだ。これは規則を守ろうという意識と矛盾するものではない。不便で守り難い規則に縛られるより、暮らしを守るように規則を改めてそれを皆で守っていくという柔軟性と積極性が大人の条件だ、と私は思う。
二つ目は「常識を大事にする」ということだ。
三つ目は「相手の心を尊重する」ということだ。
イオンの年齢確認方法の変更は小さなことかもしれないが、私が考える大人の条件とベクトルが一致していると感じたのでエントリーした次第だ。
初めての書き込みですが、正直残念な気持ちです。
私も40歳になろうといういい年の大人なのですが、年齢認証に不満や違和感を感じたことは一度もありません。
法律に従って確認しているだけなのに、なぜ煙たがるのでしょうか。
世の中には老けた人も若作りの人も病気によって外見が変わってしまった人もいます。
それを外見だけで判断することの危険性は簡単に予見できます。
私は今回のイオンの広告は公然と法律違反を助長しますという宣言にしか見えません。
これは規則などという簡単な問題ではありません。
法律を遵守するか否かの問題です。
このブログと同意見の大人が増えない事を心から願います。
明らかに未成年の場合は「ボタンを押せません」大人だけが押せるボタンだということです。
明らかに未成年ではないのに「年齢確認させてください」ならば、対応に問題があるかもしれないですけどね。
未成年に見えないから「押して下さい」で、微妙な時には「年齢確認」です。
子供を守るために、それくらいは大人がやっても良くないでしょうか?
次に、この流れは民主党政権の頃からで、狙いの一つは禁煙促進だろうと思います。
喫煙者に対する嫌がらせか、販売店に対する扱い難さではないでしょうか。
それに対してイオンが一人抜けするところが面白いと思いますね。
販売する側から言えば。責任逃れです。「明らかに大人」の線引きは不可能だから。
文句を言う人は常に何処にでもいるので、「差別」と取られるのを避けるためには
全員に課すのが一番無難だということです。
昔に比べて、様々なクレームがいろんな方向から飛んでくるので窮屈な社会になってきたとは思います。