金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

ダウ3万ドル越えは更に投資家を呼び込む?

2020年11月25日 | 投資
 昨日(11月24日)ダウは455ポイント(1.5%)上昇し30,046.24 ドルで引けた。米国株が好調だった理由は幾つかある。一つはトランプ大統領が大統領選の敗北は認めないまま、業務引継にゴーサインを出したこと、イエレン議長
前連銀議長の財務長官任命が予想されること、コロナウイルスワクチンの開発ニュースが続いていることなどだ。
 だが株価を動かすのは合理的な理由だけではない。悪いニュースには狼狽売りが起こり、良いニュースには買いが殺到する。
 WSJの記事によるとアメリカ人はファンドマネージャーから小口の貯蓄者や手数料無料の株式オンライン取引を行うものまで、ここ10年間共通の戦略で動いてきた。
「現金を退蔵して市場から身を引くな」「投資を持ち続けているとリターンは後からついてくる」「危機には買い向かえ」だ。
実際3月の相場のボトムでダウ平均を買った人は62%の値上がり益を享受することができた。
 つまり多くの人が「株は持っていると値上がりする」と確信した時「持たざるリスク=儲け損ねるリスク」を強く感じ、株の買い増しに向かう傾向がある。
 これがダウが3万ドルという節目を超える時更に投資家を呼び込むだろうという判断の根拠である。これはCNBCのDow 30,000 could draw in investores from the sideline・・・という記事と同じ意見である。
  コロナウイルスワクチンに関しては、今のところ良いニュースが目立つが、治験テストではワクチンの副作用で発熱、身体の痛み、頭痛を訴える人がいるという警告記事があった。つまり軽いコロナウイルスに感染したのと同じ兆候がでるということだ。冷静に判断するとコロナウイルスを抑え込むにはもう少し時間がかかるだろうと思われるが、置いてきぼりを恐れる投資家が株式市場に資金を入れるので株価が押し上げられるという側面もあるようだ。

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ツールはデジタルに、ハートはアナログに

2020年11月24日 | デジタル・インターネット
 コロナウイルス感染拡大は完全に第三の波になってきましたね。
 恐らく多くの会社はリモートワークの再拡大など従業員の感染リスク抑制策を打ち出していると思いますが、私の通勤路線を見る限り、春先に較べると通勤者は多いですね。
 穿った見方をすると仮に会社がリモートワークを容認しても、従業員の中には「会社に行かないと仕事が進まない」とか「自宅でZOOM会議をしていると疲れる」と考える人が増えているのかもしれません。
 前者はさて置き後者の「オンライン会議は疲れる」という状況には対策を考える必要があるでしょう。目端の利いた人材教育会社の中には「効率的なオンライン会議の進め方」とか「オンライン会議のファシリテーション」などという講座を開いているところもあるようです。
 詳しいことは専門家にお任せするとして、私がお伝えしたいことは2つです。
 一つは「フェイスツーフェイスの会議」も「ZOOMなどのオンライン会議」もファシリテーション(議事進行術)は同じ。ただしオンライン会議では「より全体像の共有が重要」という点です。
もう一つは「ツールはデジタルに、ハートはアナログに」という感覚を大事にするということです。
 「全体像の共有」とは「会議の背景や目的、参加者に対する主催者側が期待する役割、議事の順番は時間配分を会議のスタート時から明確にしていく」ということです。これにより参加者の意識が高まり効率的な会議を行うことができます。なおこれはファシリテーションの基礎ですから、ファシリテーター(司会者)になる人はもちろん会議の参会者全員が勉強しておくことが重要でしょう。
 次に「ツールはデジタルに」ですが、これはオンラインでできることはオンラインを利用して徹底的に効率的に実施するということです。例えばアンケート調査はオフィス365の「フォームス」を使って質問シートをオンラインで配布して、回収・集計もオンラインで行うことで意見の階層的集約を瞬時に行います。
 一方「ハートはアナログに」では、ZOOM会議中に発言者に賛成の拍手を送る替りに「いいね!」の絵文字を送ることなどの感情表現を例にあげることができます。
 また会議の前後に短い雑談時間を入れて参加者の気持ちをほぐすような努力も必要でしょうね。これを英語ではvirtual water cooling timeと呼ぶようです。
 絵文字もemojiとして英語でも定着しています。チャットツールのSlackは特に絵文字などを使ってリモートワークをしている人同士の非言語的コミュニケーションの確保を図っています。チャットというもっともデジタルなツールを使ってハートフルなつながりを重視するということでしょう。
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イオン東久留米店でレジゴーを使ってみた

2020年11月24日 | デジタル・インターネット
昨日(11月23日)イオン東久留米店で「レジゴー」(専用スマートフォンでバーコードを読み込む決済方式)を使ってみました。
 イオンは今年の春ごろから、顧客が商品をカートに入れる時点でバーコードを顧客が読み込む方式を導入しています。最初は20ケ店ほどで試験的実施をしていましたが、自宅に近い東久留米店まで実施していたとは不勉強にしてしりませんでした。
 使い方は簡単で、レジゴー用のカート(専用スマートフォンをつけることができる)に食品売り場の入口に並んでいる専用スマートフォンをアタッチして買い物を開始します。
購入する商品をピックアップして、スマートフォンのスキャンするをタップしてからバーコードを読み込みます。最初は多少読み込みに手間がかかることもありましたが、数点買い物をすると慣れてきました。
 支払いはレジゴー専門の機械に進み、支払用のQRコードをスマートフォンで読み込むと現金・クレジットカード・WAWON(電子マネー)での支払いを促す画面がでてきます。ここから先は従来から使っていたセルフレジと同じです。この日は株主優待カードを読み込ませる前に決済ボタンを押してしまったので、係員を読んでやり直すという手戻りがありましたが、こんなことがなければ非常にスムーズに買い物ができる仕組みということができます。
 多少気になるのは善意・悪意に関わらず「購入した商品がスキャンされない」リスクです。セルフレジは導入されて数年たちますが、万引きが増えたという話は聞きませんから、イオン側ではモニタリングを含めて不正防止ノウハウを積み上げてきたのでしょうね。
 話は変わりますが、東久留米店ではネットで購入した商品をドライブスルーで受け取るドライブピックアップ!を始めました。アメリカではカーブサイドCurbsideピックアップと呼ばれる方式で、コロナウイルス感染拡大に伴い急成長しているデリバリー方式です。
 レジゴーの発足はコロナとは関係ないと思いますが、人混みの中に滞在する時間を短くするという点ではコロナ対策に繋がると思います。また新しいことを経験すると脳の活性化にも繋がるので、脳トレにもなるでしょう。シニア層にとっては。


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殿ヶ谷戸庭園からGo To Eatのイタリアンへ

2020年11月22日 | まち歩き
 新型コロナウイルス感染拡大で遠出がし難い秋の三連休ですね。
 私は今日(11月22日)家内とJR国分寺駅近くの殿ヶ谷戸庭園から武蔵小金井駅を経由して花小金井駅でイタリアンのランチを食べるという小さな街歩きを楽しみました。
 国分寺崖線と呼ばれる古代の多摩川の河岸段丘を利用したこの庭園は「東京都の名湧水57」に選ばれています。


小ぶりな庭園ですがこの時期紅葉は美しいです。
殿ヶ谷戸庭園を見物した後、野川に沿って武蔵小金井駅まで一駅歩きました。
途中の貫井神社を参詣。ここの湧水も「東京都の名湧水57」に選ばれています。
時間と体力が許すならば、野川に沿って歩くと他にもいくつか名湧水を訪ねることができます。
 花小金井に戻ってイタリアンレストランでGo To Eatで貰ったポイントを利用してランチを食べました。
 このポイントは以前「食べログ」からレストランを予約した時、貰ったもので、一人500円相当(ランチだったので)のTポイントが付与されました。
 このポイントを利用する時は食べログサイトから予約するとサイトから「予約確定メール」が送られてきます。
 その中に「利用するTポイントのポイント数」が書いてあり、「利用時にお店の人に予約確認ページを提示して欲しい」と書いてありました。
 なおメールの後段に「Tポイントが返却されないなどお困りの場合は食べログに照会して欲しい」と書いてありました。
 Go To Eatのポイントを使うのは初めての経験なので、食べログとレストランの連携がうまくいっているのかどうか一抹の不安を感じていましたが、実際は予約確認ページを提示するまでもなく、Tポイント分は値引きされていました。 
 案ずるより産むがやすしですね。(笑)
 ということで小さな街歩きは無事終わりました。
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肉眼では見えない星の軌跡

2020年11月22日 | 写真
昨夜2階の窓から田無タワーの横に星が見えたので、ライフコンポジット(比較明合成)を使って星の軌跡を撮ることにしました。
時々練習していつでも操作できるようにしておかないと山などで使う時に戸惑うからです。

肉眼で見えた星は一つでした。スマートフォンの星座アプリで調べるとベガという星だろうという気がしました。肉眼で見えたのはこの星だけなのですが、写真には多くの星の軌跡が写っていました。
世の中には私たちが「見えている」と思う以上に多くのものが存在するのでしょうね。きっと。



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