今日も秋晴れ。が、昨日一昨日とは違い、少し雲があって、抜けるような青空ではありませんでした。
しかし、こんな日はカワセミも漁がしやすいのか、野川のそこここで姿を見ることができました。
ただ、この作品に限りませんが、世界の姿を自在に変えるナノテクの使い方は、ハードSFというより、むしろファンタジーの道具といいたいような気もします。
しかし、こんな日はカワセミも漁がしやすいのか、野川のそこここで姿を見ることができました。
それ以上に多いのは、カワセミを狙うカメラマンの数。
ここ数年でとみに人数が増えたのは、カメラの性能が良くなり、誰でも鳥のアップが撮れるようになったせいでしょうか。健康のため、外歩きをする理由にもなりそうです。
私もコンパクトデジカメで何枚か。
このカワセミはなかなか器用で、この後、別の岩の上に移り、たて続けに何匹か小魚をしとめていました。私はすでにカメラを収めていたので、感心しながら眺めるのみでしたが。
〈小説推理〉11月号発売中。担当しているSFレビューで次の5作をとりあげています――
- クリストファー・プリースト 『夢幻諸島から』 (古沢嘉通訳、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
- 西島伝法 『皆勤の徒』 (東京創元社)
- チャイナ・ミエヴィル 『クラーケン〈上・下〉』 (日暮雅通訳/ハヤカワ文庫SF)
- 中村融編 『時を生きる種族』 (創元SF文庫)
- 限界研編 『ポストヒューマニティーズ 伊藤計劃以後のSF』 (南雲堂)
ただ、この作品に限りませんが、世界の姿を自在に変えるナノテクの使い方は、ハードSFというより、むしろファンタジーの道具といいたいような気もします。