昨夜は杉並勤労福祉会館にて「アルカン生誕200年記念コンサート:室内楽・ピアノ曲」の回。
シャルル・ヴァランタン・アルカン(1813.11.30~1888.3.29)が生まれて200年目の今年。極東の国で彼の業績を偲ぶ――というか、広めるためのコンサートが何度も開かれたのは特筆すべきことなのでしょう。
私も3会場でつごう4回のコンサートを聴くことができましたが、聴けば聴くほどにこの作曲家の面白さを感じるようになりました。ショパンやシューマンやリストの同時代の人なのですが、いかにもという部分があるかと思えば、すぐにそれを裏切ってとんでもない展開にもちこんでゆく。あきれるというか、うれしくなるというか。まだまだ聴きたい作曲家です。
明けて今日からは師走。「ひえ~っ」とアセっております。
ただ、今日に限っていえば競馬のGI・ジャパンカップダートでベルシャザール優勝、ワンダーアキュート2位の馬連を当てたのでニンマリ。有馬記念も、昨年につづいて当てたいものだと願っております。
夕方、深大寺周辺を散歩。
植木畑の中の道を歩いていると、宵闇に白い花をたくさん浮かび上がらせている木が目につきました。
近づいて見ると、サザンカ。花の盛りが長い木ですが、今がまさに見頃。純白の花なので暗くてもそれなりの絵になるかと撮ってみました。
ただ、サザンカは匂いがいまひとつ。種類にもよりますが、今日のこの花はどちらかというと悪臭を放っていました。こんな匂いを好む虫もいるのでしょうね。