冬の散歩用に新しい靴を買いました。こんなの(色はダークブラウン)。
これまで履いていたスニーカーも気に入っていました。ホームセンターですごく安く買ったのを、かかとの上のところが幅がありすぎて具合が悪かったので、自分で切ったり縫ったりして足に合わせたのです。
紐のほかに、サイドにファスナーがついていて、それでキュッと締まるようになっていました。
でも、そのファスナーの――なんていうのかな、プルというか、取っ手というか、引き手というか……よくわからないのでYKKのサイトへ行ったら、「持ち手」というらしいのですが、YKKでは「引手」と呼んでいるそうです。
それで、ついでに「ファスナーのなるほど」というところを読んでみると、「1891年に米国ホイットコム・ジャドソン氏が、靴ヒモを結ぶ不便さを解決しようと考えたものがファスナーの起源とされています」と書いてあるではありませんか。もともと靴のためのものだったのですね! てっきり上着のボタン代わりに発明されたものと思っていました。
「チャック」が日本語の「巾着」から来ているのも、初めて知った。
話がそれましたが、その引手が壊れたので(私の古いスニーカーの話です)、それもまた針金で代用して使っていたのです。しかし、それを見た家人が「すごいボロ。捨てなさい」と言うのです。
で、新しい靴を買ったというわけ。
今までのよりちょっと重いのですが、それはそれでトレーニングになるし、何より、履き心地と歩き心地が良い。足首まで紐があって、きゅっと締まるのがいいんですね。
で、以前にも増して歩きまわるのが楽しくなったというわけであります。
(捨てるように命じられた古い靴ですが、まだ捨てられず、ちょっとした用で庭に出る時などに履いています。ファスナー式なので面倒がなくていいんですよ……)