惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

捨てられた子供たち

2014-12-26 20:56:23 | テレビ番組

 今日から年越し準備。
 とりあえず年賀状の作成にとりかかりました。干支の回文考えて、決まったら(今年は家の人の回文が採用となりました)、図案をひねり出し、描いて、バソコンに取り込んで、修正して色をつけて(今、この途中)、印刷して、宛名書きをして、一言そえる。なんともややこしいことをやっているものです。

 

 夕方にはホームセンターまで行って、松飾りも買ってきました。
 だんだん進行してる。

 

 オンエアの時には観られなかった「大改造! 劇的ビフォーアフター」の「薪で支える家」を録画で観ました。
 高知県梼原町の山の中の一軒家。ふだんは住んでないようですが、育ったところなので、訪れた時、快適に過せるようにと、予算100万円でリフォームするという企画です。

 

 この家で育ったのは女2人、男1人の姉弟妹。この人たちが10歳前後の頃、両親は子供を見捨てて、姿を消したらしい。筆舌に尽くしがたい苦労をした家なのです。

 

 実は、私が高知で放送局に勤めていた頃、取材の途中に立ち寄った家(別の町でした)で、似たようなケースではないかと思える光景を見たことがあります。障子も襖も破れ放題、暗い土間の奥で、子供たちが鍋を掻き回していたのです。
 絶句してその場を立ち去り、その後、何の手立ても講じられなかったことが、今でも気になっています。

 

 そんなこともあって、この番組を観たのですが、3人が立派な人生を送っておられることに、まず涙。
 匠の工夫と、関係者の尽力で、費用をかけず素晴らしい家に生まれ変わったことにも、涙。
 仕上がりを見た3人の反応に、また涙。
 とにかく、たくさん泣かされました。

 

 捨てる神あれば、拾う神あり。とはいうものの、捨てる神はできるだけ少なくなる世の中であって欲しいものです。