惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

晦日

2014-12-30 20:33:03 | 日記・エッセイ・コラム

 買い物に出かけたり、ミミズ御殿の細工を進めたり。
 あとはもう明日。最後の掃除を仕上げるのみ。

 

 このところ、1950年代の流行歌を聞いています。片岡義男さんの『歌謡曲が聴こえる』(新潮新書)を読んだせいかもしれない。
 私は1951年生まれなので、もの心つくかつかないかの頃のヒット曲ばかりなのですが、どれもよく覚えているんですよね。昔の歌は寿命が長かったから、もう少し後になるまで聞いていたのかもしれません。

 

 今夜、聞いていた美空ひばりの「長崎の蝶々さん」(詞・曲:米山正夫)は1957年発売の曲で、その年の紅白歌合戦でも歌われたそうです。私が幼稚園児の時のヒット。
 この歌は、自分でもさかんに歌った記憶があります。傘を差した時など、くるくる回しながら「恋の絵日傘く~るくると♪」などとやっていました。
 あれは、はたして幼稚園の時だったのか、もう少し後だったのか。

 

 当時の歌が今でも記憶に鮮やかなのは、「刷り込み」めいたものなのでしょうか。
 ただ、どれもよく出来ていることは確かなんですよねぇ。情況や心情がはっきりと伝わってくる詞。印象的なメロディー。めりはりの効いたアレンジ。
 良い時代でした(老人の懐古趣味)。