夕方、窓辺で本を読んでいました。
「暗くなってきたなあ」と思って、外を眺めると、南の空に浮かんだひとひらの雲が素晴らしいバラ色に輝いています。あわててカメラを取ってきて写真を撮ったのですが、すでに一部は灰色に翳っていました。
刻々と変わる空の表情。夕映えの美しさは一瞬の出来事だったりします。
ちなみに写真を撮ったのは午後4時35分頃。日没からは7分ほど過ぎていました。地平線の下からの日の光が上空の雲を照らしていたのですね。
で、気づいたのですが、この半月ばかり16時28分を保ってきた東京の日の入り時刻が、明日は16時29分に。
とうとう日没が延び始めたのです。
ただ、日の出時刻は、今日の6時41分からまだまだ遅くなり続け、年末には6時50分になります。冬至までは昼間の時間が短くなるばかり。
もう、春が待ち遠しくなっています。