惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

聖夜

2012-12-24 20:55:52 | 日記・エッセイ・コラム
 今日は晴れましたが、冬型の気圧配置で気温は昨日と同じぐらい。
 今年の冬は寒い、寒い。

 そんな中で、午後、剪定が終わっていない玄関脇のカイヅカイブキをチョキチョキ。その後、ガーデンシュレッダーで枝葉を粉砕しました。

 で、もう暗くなってから街中へ散歩。
 たいした人出で、賑やかなクリスマスイヴであります。洋菓子屋さんでは、店員が赤いサンタ帽をかぶって、クリスマスケーキを売っている。

 クリスマスは商売人のお祭りなんだよなぁ。ニューヨークの有名なデパートがサンタクロースのプレセントキャンペーンで売り上げアップを図ったのは19世紀の後半でしたっけ。その伝統が世界中に広まり、今に至っている。

Hiyodori1212b ……などと考えながら、寒風の中を歩いて帰宅。
 ワイン(発泡しないやつ)をいただきつつ、肉料理(鶏でないやつ)やおこわで食事を楽しみ、デザートはケーキ(クリスマス式でないやつ)をいただきました。
 メリー・クリスマス!

 写真は牛脂に舌鼓をうつヒヨドリたち。
 白い牛脂の塊は、上から針金で吊り下げられています。


有馬記念

2012-12-23 21:10:02 | ギャンブル
 ほとんど日が射さず、気温の上がらない一日。最高気温7度。
 でも、これぐらいでは寒いと感じなくなりました。体が冬支度を終えたのでしょうか。
 とはいえ、これ以上の寒さは御免こうむりたい。

 1年を締めくくるGI有馬記念は1番人気のゴールドシップが優勝。
 オルフェーヴルや、オルフェーヴルを負かした牝馬ジェンティルドンナが不在で、ちょっとわかりにくい気もしたのですが、ゴールドシップは強かった。
 レース後のインタビューで内田(博)ジョッキーも言ってましたが、今年はステイゴールド産駒のオルフェーヴル(金細工師)やゴールドシップが活躍し、今年の漢字「金」がぴったりと当てはまりました。

 2着は10番人気のオーシャンブルー。
 運良く馬連の馬券を買っていたので、ニンマリの歳末となりました。

 ところで、今年のニュースで驚いたのがこれ――〈競馬3年で30億円配当男 「外れ馬券27億円も経費に数えて」〉。ハズレ馬券は経費にならず、当たった馬券のみ一時所得になって課税されるなんて、今まで知りませんでした。
 年間の当たり馬券(マイナスその馬券の購入額)を累計すれば50万円以上になる人はたくさんいるはず(私はなりませんが)。
 この件は裁判で争っている途中ですが、普通の人を脱税の罪に陥れる、明らかにおかしい制度なので、JRAや管轄する農林水産庁は国税当局に抗議して改めさせるべきでしょう。

 宝くじ以外のギャンブルはすべて同じだそうですが、たとえばパチンコなどは儲けを把握しにくいので、国税庁や検察も面倒くさくて手を出さないのでしょうね。ここらへんもおかしい。


鍛錬の効用

2012-12-22 20:40:19 | スポーツ
 早朝から雨。午前中はずっと気温が低いままで3℃ぐらいでしたが、午後になって降りやんでからは、少しましになりました。
 しかし、この先、冬型の気圧配置になった時の等圧線の込み具合が凄そうですね。また山は荒れますよ。

 一昨日、都心での仕事の後、皆で食事をしている時に山登りの話になりました。中の1人が、山岳ランニングをやっている女の人だったのです。
 私は高校で山岳部に所属していたので、ランニングと普通の山歩きとの違いとか、興味深く聞いたのですが、ある人が「リュックに石つめてのトレーニングとか、つらいだけでしょう」というようなことをおっしゃったので、「その時はそうなんですが、今になってみるとそういうのがかえって良い思い出なんですよ」と言ってしまいました。

 実際、山行のことよりも、放課後毎日やっていたトレーニングのことを思い出す回数の方が多いぐらい。あの時は道端にヤマブキの花が咲いていたなあ、とか、体育館の壁を使ってやった懸垂下降の練習は楽しかったなあ、とか。
 ああやって自分の体をいじめた体験は、どこかで自分の糧になっていると思うのです。勝手に美化しようとしているだけかな。


わくらば

2012-12-21 20:54:43 | 音楽
 昨日は昼過ぎまで書評原稿を書いて、送稿。その後、都心へ出かけ、夜まで某アンソロジー編纂委員会。
 これで年内の仕事は終り。

 今日は午後、自転車で市内をあちこち。ようやく年越しの準備に取りかかれることになりました。

 帰宅してから、庭先の段差に当てるステップの修理。
 バイクの出し入れの際に使う踏み台です。木で自作したのですが、長年使ううちに破損しかかってきたので補強をかねて。久しぶりにノコギリやドリルを使って楽しめました。こういう時間がゆったり取れるといいのですが。

 その後、かなりたまっていたカナメモチの落葉を燃やしました。落ち葉焚き。
 葉っぱは菌に冒されて落ちたもの。「病葉(わくらば)」といえばいいのでしょうね。

 この「わくらば」という言葉を覚えたのは、仲宗根美樹さんの歌った名曲「川は流れる」で。1961年からも62年にかけてのヒットといいますから、10歳前後だったことになります。
 歌いだしが「わくらばを今日も浮かべて~」ですが、子どもにとっては「わくらば」が意味不明。大人に聞いたのか、自分で辞書を引いたのか、やがて呑みこめて、ビルの谷間の川に欠けたところのある落葉が浮かんで流れてゆく場面をイメージしたように思います。

 しかし、この歌は暗いですね。最後は「~明日は明るく」で終わるのですが、そのメロディーがちっとも明るくない。口でいってはみるものの、きっとそんな明日なんか来ないに決まってる、という感じなのです。

 そういえば、この歌も西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」も、同じ1962年の紅白歌合戦で歌われています。暗い歌がヒットした時代だったのですね(とはいうものの、同じ紅白で吉永小百合「寒い朝」、橋幸夫「いつでも夢を」も歌われているんだよなぁ……)。


剪定枝粉砕

2012-12-19 20:38:08 | 園芸
 市がゴミ減量対策の一環としてやっている剪定枝資源化事業を、今年も利用させてもらいました。
 あらかじめ電話で申し込むと、粉砕処理車(チッパー車)がやって来て、剪定した枝を粉砕、細かなチップにしてくれます。
 昨年、利用して大変助かったので。無料というのもすごくうれしい。

Chips1212 モチノキ、キンモクセイ、カイヅカイブキなどの枝、10束ほどを15分ほどで一気に処理してもらえました。

 写真はチップになった枝と葉っぱ。60リットルほどもありますでしょうか。容器を総動員しました。

 ひとつ気をつけたのは、ごま色斑点病にかかっているカナメモチの枝は入れないようにしたこと。
 チップはゴミに出さず、庭にまいたり、堆肥にしたりすることが義務づけられています。菌に侵されたチップが木の根元に撒かれると、病気が拡大してしまうのです。
 なので、カナメモチの剪定枝や葉っぱは別途、焼却することに。

 たくさん出来たチップは土を混ぜて庭の隅に積み上げ、来年、野菜作りに利用する予定です。