惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

他生の縁

2017-08-13 21:09:00 | 日記

 曇天で陽はほとんど射さなかったものの、最高気温 30.9℃(隣町アメダス)。
 暑いのか、なんだか、よくわからなくなっているのは、先日の猛暑がきつくて、体がそれに馴れているせいかもしれません。

 とはいえ、夕方は市民プールへ。泳ぐと元気が出るので(依存症ですね)。
 人は多いけれど、常連のお年寄りは見えません。やはり、皆、これぐらいでは暑いと思わなくなっているのかな。

 いつも声をかけ合う常連さんではないものの、見知った顔で、軽く挨拶する人が何人か。挨拶はしないものの、「この人、よく来てるなあ」と思う人も何人か。たぶん、向こうも同じように感じているんでしょうね。

 こういう、プールだけで出遭う人って、面白い関係だと思います。普段はまるで接点がないのに、夏の一時期、一定の場所、一定の時刻に、一緒になる。素性も、経歴もまるで知らないけれど、裸の体や顔つき、どんな泳ぎ方をするのかは知っている。
 会わなくなれば思いだすことすらないでしょうが、忘れたくない気もします。生きてゆく景色の一場面ですものねえ。


へま

2017-08-12 20:59:00 | 日記

 あやうくデジカメを無くしてしまうところでした。

 いつも水をもらっている「深代にぎわいの里」で井戸水を汲んだ時のこと。携えていたデジカメを駐車場隅にある水汲み場脇の石の上に置いて、そのまま水の入った容器だけを持って帰宅してしまったのです。
 すぐに気がつき、アセってにぎわいの里に戻りましたが、石の上にデジカメはなし。野菜を売るレジに行って、女の人にわけを話すと、拾得物のリストを調べてくれました。が、届いていないとのこと。15分ほどの間に、消えてどこかへ行ってしまったようです。

 まいった。最近、撮った写真はバックアップしていないし、何よりデジカメのない日々は考えられません。すぐに新しいのを買うしかないのかなあ……などと考えながら、ワインを買いに別の店へ。

 1時間後、念のために――というか、未練がふっきれなくて、もう一度、にぎわいの里へ。
 水汲み場周辺をしつこく探すと、何かの鍵がひとつ、落ちていました。が、デジカメはなし。
 その鍵をもって店の中に入り、まず、落とし物として届け、さらに「デジカメ、ありませんでしたでしょうか?」と、今度は別の女性に訊いてみました。
 その女性は鍵をもって店の奥に入り、しばらくしてから、貫禄のあるオジさん店員と戻ってきました。そして、オジさん店員の手には私のデジカメが!

 いつ、どうやって届けられたのか、詳しいことはわかりませんでしたが、ともかく、カメラが戻って、良かった、良かった。愛着がありますからねえ~。


山の日

2017-08-11 20:47:58 | 日記

 涼しいので、今日も庭仕事を少し。
 庭の入り口でアーチのようになっているオウバイの枝を切りました。
 垂れ下がってきて、雨の日は「水すだれ」状態でした。通ると、頭や肩がビショビショになります。
 今、切ってもまた伸びますが、まあ、しばらくは大丈夫。

 去年から設定された「山の日」。
 山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する――これが「山の日」の意義です。

 先日のNHKスペシャル「列島誕生ジオ・ジャパン」を観たので、日本列島に山が多い理由と、その恩恵をよく理解したつもりになっています。
 昔は、社会科の時間に、日本は山国で平地が少ないので損しているなんて教わったような記憶があります。ところが、今は、山があるおかげで恵み豊かな国土となっていると、山を褒めたたえる。時代は変わりました。

 実際、山はいいものです。かつて山岳部で山に親しんだ身としては、もう一度、という願いもあるのですが、たぶん、無理はしない方がいいんでしょう。

 「海の記念日」と「山の日」が決められたから、残るは「川の日」。
 これは、漢字を眺めれば「1月11日」か「11月1日」しかないと思います。
 1月に川を愛でるのはつらいかもしれないので、11月1日が最有力ですね。さて、いつ決まるのか?


庭仕事

2017-08-10 21:16:36 | 園芸

 最高気温 28.0℃(隣町アメダス)。昨日と比べると約9℃低いので、ずいぶん涼しく感じます。

 久しぶりに庭で園芸仕事。
 料理に使った九条ネギの根の部分があるので、これをプランターに植えようという算段です。我が家のネギはだいたいがこの方法で栽培されています。

 例によって土つくりから。といっても、いつもと同じで、堆肥に肥料、水はけ調整のため赤玉土を配合。
 これを適当なプランターに詰めますが、今回は鉢植えにしました。浅くて丸いのと、四角いのと、有り合わせで。全部で9株になりました。

 あと、ついでにリーフレタスの苗をゴーヤのプランターの隅に植えてみました。うまく育つかどうか、試験栽培。

 ひと仕事すると、やはり汗をかきます。庭仕事の後は、市民プールへ。
 念入りにシャワーを浴びてから入場しましたが、今日は泳いでいる人が少なかった。なんか、夏の終わりのような雰囲気。
 水の中の方が温かく(水温30℃)、ずっと浸かっていたい気分でした。


「ポピュラーミュージックヒストリー」

2017-08-09 21:41:10 | 音楽

 予報通りの猛暑。最高気温 37.1℃(隣町アメダス)。

 当然、夕方は市民プール。ただ、泳いでいる時、少し降ってきました。
 ところによっては、その前にも降って、かなり強い雨だったりしたようですが、我が町あたりは雲の端っこだったみたいで、静かな雨。地面が少し濡れる程度でした。

 話は変わりますが、月曜日からNHK・FMで「ポピュラーミュージックヒストリー~発展の歴史と舞台裏~」という特別番組が放送されています。午後4時40分から6時までの80分間。
 今日は第3回で、「1950~60年代ポップス黄金期・次世代の職業作家全盛時代~」。説明として「ニューヨーク・マンハッタンに音楽事務所やスタジオがたくさんあり、若い作曲者たちがヒット曲を量産した」とあります。これが感涙ものでした。

 番組内容はアメリカのポップスに限られていますが、月曜日の第1回は音楽ビジネス黎明期。フォスターやスコット・ジョプリンなど、音楽出版という業界が始まった頃のお話。
 第2回は1920年代から40年代、ブロードウェイ・ミュージカルの主な作曲家たち。
 で、今日が戦後から60年頃まで(録音して聞きました)。

 アメリカの音楽著作権団体ASCAPがラジオ局から放送権料をぶったくろうとして放送業界が反発、BMIという新しい団体を作って、ラジオはそちらの曲ばかりをかけるようになって、ヒット曲の様相が一変。それまではかからなかったカントリーがラジオで流れてヒットしたりするように。
 加えて、戦争に行った若者たちが黒人・白人それぞれの音楽を互いに聴くようになり、チャック・ベリーらのロックンロール(R&R)も流行した。
 音楽業界の中でR&Rの新作を送り出すことに熱心だったのが、アル・ネヴィンズとドン・カーシュナーの「アルドン・ミュージック」。

 ということで、コニー・フランシスやニール・セダカなどの曲が出て来るわけですが、朝妻一郎さんのお話がわかりやすくて、面白く、アメリカン・ポップスの移り行きがしっかりつかめました。そして、さらに勉強のヒントも。

 明日は最終回で、ポール・マッカートニーとマイケル・ジャクソンの話になるらしい。楽しみです。