金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

新興国株、躍進。インフラ投資に注目というが・・・・

2010年09月14日 | 株式

バーゼルⅢの自己資本規制が中核自己資本7%で決着したことや中国の経済データが安心感を与えたことで、昨日は新興国株式が躍進した。

私のポートフォリオではインドのIT大手インフォシスのADRが3.82%上昇し、64.71ドルと52週の最高値を付け、ブラジルETFは2.72%上昇、MSCI新興国インデックスも2.39%上昇した。もっとも目下円高のためそれ程利益は乗らないのだが。

もっとも世界の株価も日本の首相と同じく、強気・弱気が回り灯籠のようにクルクル変わるからこのまま強気相場が続くとは思わないが・・・

ただし新興国株式については中長期的にbullishなviewを持って間違いないと私は思っている。

新興国で注目されるのはインフラ投資だ。株屋さん(投資銀行)やアナリストの話は割り引いて聞く必要があるが、Benzingaによると新興国は向こう3年で6兆3千億ドルをインフラ投資につかう(その3分の2は中国)。

Benzingaはブラジルのインフラセクターを強く推奨する。一番の理由はブラジルは2014年のワールドカップ、2016年のオリンピックを控え、インフラ投資が持続するからだ。加えて中国の経済データは信頼できないところがあるが、ブラジルは新興国の中で一番正しい経済データを発表しているということ。

Benzingaはブラジルで個別銘柄のリスクを避けながらインフラセクターに投資するには、Brazil Infrastructure ETFが良いと推奨する。このETFが日本から簡単に買えるかどうか調べていないが、私はブラジルは金融セクターも投資ねらい目だと考えているので、一般的にいうとMSCIブラジルインデックスETFで十分ではないか?と考えている。

☆   ☆   ☆

テレビのニュースを見ていると振興銀行のペイオフ発動で、高金利を狙って1千万円以上預金した退職者が肩を落している姿が映っていた。

お気の毒ではあるが、破綻しそうなビジネスモデルに立脚して、高い金利で預金を集める手法が長続きすると考える方も少し甘いといわざるを得ない。

それと同様「成長著しい新興国への投資」という言葉にも罠はある。結局のところ自分で判断して、取れるリスクの範囲での投資を行うしかない。当たり前のことだが。

それを煩わしいと考えるか楽しいと考えるかはライフスタイルによる。今のところ私は色々な情報に目を通し、上手い話を疑いながらものを考えることを楽しみとしているが・・・・

コメント
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