最近(9月20日)のPewResearchを見ていると「米国でインターネットを使わない人21%」という調査結果が出ていた。日本については総務省が4月に平成21年度の通信利用動向を発表していて、利用者の数は9,408万人、人口普及率は78%ということである。日米とも約2割の人がインターネットを利用していない訳だ。
ただし「何故インターネットを使わないか?」という理由についてはかなり違いがある。米国で一番多い理由は「単に興味がない」で31%、2番目は「コンピューターを持っていない」で12%、3番目が「費用が高過ぎる」で10%、4番目が「難し過ぎる」で9%だ。(米国は単数回答)
日本の調査は複数回答になっていて、「パソコンを持っていない・価格が高い」が1番で53.9%、2番目が「きっと使えない・使い切れない」で51.5%、3番目が「パソコンの使い方がわからない」で44.8%だ。「興味がない」は12番目で17.5%だ。
PewResearchは米国でインターネットを使わない理由を4つに分類していて、「興味がない・必要がない・時間の無駄」が48%、「高過ぎる」という経済的理由が21%、「使い方がわからない」が18%、「アクセス」の問題が6%となっている。
日本の複数回答をPewResearchの切り口からまとめると「興味がない」系統が12%、「経済的理由」が30.4%、「使い方が分からない」系統が26.4%となった(日本の場合はその他の理由~情報流出不安など~が多い)。
この調査結果を比較すると日本では「インターネットに関心はあるが、経済的負担と使い方がわからないため、インターネットを利用していない人」の比率が米国より高いことが分かる。このことは日本においてこれらの問題を解決するとインターネットユーザーはまだ増える可能性があることを示唆しているといえるだろう。