先週金曜日(6月15日)夜。マンダリンオリエンタル東京のリンデンルームで会社の解散パーティを行った。
立食バイキングで結構美味しい料理が並んだ。
会社の解散によりかなり多くの人は新しい仕事を探すことになる。世間相場を超える割増退職金を準備したとはいうものの、転身はstressfulなことである。もっとも人によってはリラックスするチャンスかもしれないが。
ひとときの何気ない会話と美味しい料理と美酒で皆の顔がほころんでいった。
日経ビジネスから「会社の寿命30年」という本が出たことがあった。その本が出たのは1983年のこと。今私のいる会社はその1年前に誕生したが、今親会社に営業を譲渡してまさに30年の歴史を静かに幕を閉じるところだ。
常がないのが常の時代になったことをサラリーマン生活の終わりにまた感じた。
旅立つものに幸あれというコーランの言葉を引用して私は短い閉会挨拶を終えた。敗軍の将は多く兵を語ってはいけない。